Against the Storm 攻略 ~ 上級編

私的攻略になります。

主に熟練者難易度と総督難易度でプレイすることを主眼に置いています。

ゲーム仕様などに言及している箇所があるため、ネタバレを含みます。

はじめに

入植者、開拓者をステップアップしてきたプレイヤーが更なる難易度に踏み込もうとすると熟練者難易度、総督難易度がおすすめ。

熟練者難易度に慣れてくると体感では各難易度は以下のようになる。

  • 入植者:ベリーイージー
  • 開拓者:イージー
  • 熟練者:ノーマル
  • 総督:ハード
  • プレステージ以降:ベリーハード~エクストリーム

これは個人差があるだろうが、入植者難易度で遊んでいるとそもそもとして青銅の封印までしかプレイできない。これは封印の欠片が不足するためである。

入植者・開拓者から熟練者難易度へのステップアップ

まずはここを参照されたい。

systemclonoss.hatenablog.com

入植者難易度は箱を道具類で送って名声を少し稼いで女王の指令をこなしていればかなり楽にクリアできる。

入植者でも苦戦するという人は、まだこのゲームの本質的なところまで行きついていないように思う。チュートリアル2個目をやり直すと新しい発見があるかもしれない。

このゲームの本質は以下の2点だと私は考えている。

  • 持ちうるすべてのリソースをつぎ込んで名声を得る
    • 入植に成功した後のことは考えなくていいので食料や燃料が尽きるギリギリであっても勝てばいい
    • リソースには住人の数も含まれ、森の敵意の減少のために住人をあえて見捨てる選択肢も時には有効
    • 女王の怒りもリソースなので最大まで溜まり切らなければ問題ない
  • ゴリ押し物資マネージメントを突き詰める
    • 理想的な物資のサプライチェーンの構築は捨てる
    • お金で解決できるものは何も考えずにお金で解決する
    • 金で解決できるものは多いので交易をベースに戦略を練る
女王の指令はおまけと考える

女王の指令は手軽に名声1が手に入る上に報酬まで貰える超優良な攻略要素である。たまに面倒な指令しか選べないこともあるが、その場合はお金で解決できそうな方を選ぶといい。

梱包された作物の納品などは食料を梱包することになるので無限に梱包物資を作っていてはいずれ自分達が食べる食料が尽きる。こんな事態は本末転倒であるのでそこはバランスよくやるのがいい。

リソース管理:森の敵意

森の敵意は低難易度であるほど無視できる要素ではあるが、知っておくに越したことはない。

これの管理を怠ると熟練者難易度以降はまともに攻略できない。

何故森の敵意が危険なのか

森の敵意はレベルが1上がるごとに全住民に対して士気低下の効果があります。この士気低下効果は嵐の季節になるとさらに強力になり、これが住人の数を失う基本要因になります。

嵐の季節には敵意レベルに応じて様々なデバフ効果が発現し、無対策でレベル4以上の敵意で突入すると深刻な被害が出ます。例えば

  • 全生産施設において高確率で生産品が完成した瞬間にロスト(素材と時間が無駄になる)
  • 木こりのキャンプで木を切っても木材が得られない
  • 名声を得ても女王の怒りが下がらない
  • 娯楽のサービスを受けていない住人が数秒ごとに一定確率で死亡
  • 物資の取り立て人がやってきて期限までに支払えない場合一定数の施設を破壊

漫然とプレイしていては見過ごしてしまう内容が多いため、最低限でも乾季の終わりのタイミング(雷がゴロゴロなる音が聞こえたタイミング)でゲーム進行を一時停止し、許容できるデバフ効果の範囲内に森の敵意レベルが収まるように敵意レベルを調整します。

敵意レベルが上がる条件を知る

森の敵意は0~100の数値で増加し、100溜まるとレベルが1上昇します。

  • 経過年数
  • 住人の数
  • 木こりのキャンプに割り当てた人数
  • 各種空き地を発見した数
  • 空き地イベントの一時的な特別要因(特定の空き地イベントを解決中に敵意+300等の効果等)

ゲームを進めるうえで不可避なのは経過年数です。これ以外は管理可能です。不可逆なものは空き地の発見数です。空き地イベントなどの一時的な要因についてはここでは省きます。

経過年数

入植を長くプレイするほど累積で敵意が上昇していきます。これは素早くクリアすれば問題ありません。目安としては6~8年です。10年以上かかる場合はかなりギリギリの戦いになると思います。

住人の数

毎年一定タイミングで住人がやってきます。これを受け入れるかどうかは自由なので一定数以上になったらそれ以上受け入れないという選択肢もあり得ます。人が足りないからと受け入れ続けるのは大体30~35人くらいまでです。40人を超えると人余りの状態になるので食料供給が難しくなります。

木こりのキャンプに割り当てた人数

木こりのキャンプに割り当てたまま嵐を迎えると危険なことになります。適切な敵意レベルまでレベルを下げるもっとも簡単な方法は木こりのキャンプに割り当てた人を外すことです。

要石などの効果で木こりによって増える敵意数値が下がっている場合にはあまり効果が出ない場合もあります。

リソース管理:生産施設と配置

生産施設について、どの施設の設計図をどのタイミングで取れると攻略が楽になるかなどは詳しくここでは記載しない。

基本は一点集中

人や施設の配置の基本は「1点集中」。木こりキャンプも分散しすぎると切ってほしい場所が素早く切れない。

また、基本的な生産設備は最初の焚き火周辺に固めて置くのが良い。レインパンクを利用することで発生するブライトロットの嚢胞を効率よく除去できます。

道をつないで効率アップ

道はノーコストで作成可能な小道であっても移動速度10%上昇の効果があります。移動速度が上がることで物資の運搬時間や焚き火で休息を行う際の往復移動時間が短縮され、実際の仕事を行う時間を増やすことができます。

メインの焚火と小さな焚き火のレベルアップを意識する

焚火のレベルアップを行うことで、全体士気の向上やブライトロットによる焚火の汚染速度を減らすことができます。

小さな焚き火もレベルアップが可能で、全体士気の向上や汚染の速度は重複して適用されます。

メインの古代の焚き火のレベルアップも重要ですが、ある程度人が増えてきたら小さな焚き火を増設してシェルターを建てると焚き火のレベルアップで敵意上昇による士気低下を相殺可能です。

人が足りないうちは少しずつ配置して動かす

常に最大人数でないとパッシブ効果が発揮されない施設はありますが、生産施設は一人でもいることで少しずつ生産が進んで徐々に完成品が溜まってきます。最大人数が配置できないからと全く動かさないのは指令を達成する上でも多少不利です。

各種採取キャンプや荒加工場など、序盤は人が少ないものの必要な物資は沢山の種類があるので少しずつ割り当てして人が増えてきたら最大人数で稼働させると良いでしょう。

畑はデフォルトの作業効率だと最大効率の配置では仕事が終わらない

畑は2人置いたとしても、肥沃な土地のマスが多いと終わらないことが多いです。特に収穫はすぐ近くに倉庫があっても全部回収できないことが多々あります。

無理にすべての肥沃な土地を範囲に入れるように畑をおいても作業が終わらなければ全くの無意味なので導線を意識して配置すると良いでしょう。

リソース管理:レインパンク(雨水エンジン)

雨水エンジンは雨水を使用して生産施設の作業効率を上げられる。これを利用することで作業の遅い施設を高速化可能。

 

雨水をためる

雨水の蓄積には「雨水回収小屋」または「噴出孔ポンプ」が必要となる。雨水回収小屋は3種類ある雨水全てを回収可能だが、現在の季節に対応した種類の雨水しか回収できない(雨期の雨水は雨期にしか回収できない)。

噴出孔ポンプは噴出孔を見つけたらそこ設置すればいいのだが、噴出孔から採取可能な雨水は「雨季」「乾季」「嵐」のいずれかの雨水のみに限定される。噴出孔ごとにどの種類の雨水が取れるかはよく注意してポンプを設置する必要がある。

噴出孔ポンプはアップグレードによりオートマトンに仕事を代行させて無人で稼働可能。仕事をさせる人数が厳しい場合はアップグレードを考慮に入れよう。

施設ごとに必要な雨水の種類に気を配る

施設の雨水エンジンには決められた種類の雨水が必要。どの施設がどの雨水を必要とするかは施設を選択すると確認可能。または建築可能な建築物を選択するところでもマウスオーバーでどの雨水を利用するか確認できる。

同じ雨水を利用する複数の施設でエンジンを同時稼働させるとあっという間に雨水が尽きてしまう。雨水回収小屋を増やすかエンジンの稼働率を下げるしかない。

施設にパイプを接続してエンジンを稼働させる

雨水が溜まったらブーストさせたい施設を選択し、「パイプに接続」を選ぶとエンジンが利用できる。

エンジンは2種類の稼働方法があり、「生産速度の加速」と「割り当てた作業員の士気向上」が選べる。すべて同時に稼働させることも出来るが、エンジン稼働率を示す目盛りを大きくするほど大量の雨水を消費する。

汚染除去所でブライトロットの嚢胞に備える

雨水エンジンで雨水を利用していると、徐々にその施設でブライトロットの嚢胞生成ゲージが蓄積していく。蓄積ゲージがいっぱいになると1つ嚢胞が生成される。嚢胞が1個あるだけでも放置すると徐々に古代の焚き火が汚染されて行く。100%を超えた際に放置していると季節の終わりに住人がランダムで死亡するなどのペナルティがある。

汚染除去所を建てて浄化の炎をストックしておくと、嵐の季節に汚染除去所で働く作業員が嚢胞を除去してくれる。浄化の炎の生産は燃料計の素材を消費するので無限に作る設定にしているとあっという間に焚き火で燃やすための燃料まで消費し尽くしてしまう。

ブライトロットの嚢胞1個につき浄化の炎が1つ必要。現在発生している嚢胞の数は汚染除去所の浄化の炎の在庫の表示のところに表示(現在備蓄中の浄化の炎の数/嚢胞の数)されている。

汚染除去から遠く離れた場所に大量のブライトロットの嚢胞が出来てしまっている場合、近場に消火栓を設置することで汚染除去所まで取りに戻る時間を短縮可能。

リソース管理:士気

士気は名声を稼ぐ上でも非常に強力な要素となる。高い士気を維持することでより高速に入植地を完成可能。

既に要求を満たせるのに満たせない阻害要素があると不満となり士気が低下する。(他の住人が住居を持つにもかかわらず住居を持たない住人がいるor住人の消費管理で要求を満たせるアイテムがあるにもかかわらず消費を禁止されている場合)。

士気を上げるために各種族の要求を満たす

生産施設が不要なものはまずは住居となる。もっとも簡単なシェルターでさえ、しっかりと人数分用意してあげればあぶれることによって発生する不満を抑えられる。

要求は住居、食事、サービスが基本となる。

要求を満たすための生産施設や消費施設を意識する

アイテムが無ければ消費により満たされる要求を満たすことはできない。

特に食事の要求に関しては漬物やビスケット等を生産可能な施設を建築して稼働させれば食糧不足問題とともに要求を満たすことも出来て一石二鳥となる。

  • 食事やサービスを受けるのに必要なアイテムの生産施設
  • サービスを受けるための施設
    • 酒場、寺院、探索者のロッジ等

サービスを受けるためには食料からサービスを受けるためのアイテムに加工することが多くなる。食料不足を解消するためにも上級食料の生産をしっかり行うと余裕が出る。

おわりに

基本は様々な施設を建てて要求を満たし、士気による名声の増加を意識できるようになると箱を城塞に送らずとも勝てるようになる。

高難度では箱を城塞に送るためには大量のインゴットまたは結晶化した露を道具類に加工しなければならないため、士気による名声値の獲得はほぼ必須と言える。

封印の森の封印のプロセス最終段階においても高い士気の維持が条件になっているものがあるため、士気関連はここが集大成と言えるだろう。

あまり参考にならない参考

総督難易度で青銅の封印をクリアした際の動画です。

動画内での封印のステップの解決方法は以下の通り。

  1. 梱包された物資を各12個納品
  2. 交易ルートで交易相手3カ所の友好度を2以上にする
  3. 食事とサービスの要求が満たされた人数25人以上を一定時間維持
  4. 全ての種族の一定時間高い士気を維持する

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