Against the Storm 攻略 ~ バイオーム編:封印の森

私的攻略になります。

Ver1.1.2準拠になります。

封印の森に入植する際の戦略について記載しています。

ネタバレを含みます。

はじめに

封印の森はこれ以外のバイオームとは違う特殊なバイオームである。環境自体はそこまで特殊ではないが、封印の森には「封印強化のプロセス」という専用勝利条件があるため通常の入植で使える戦略とは異なる戦略が必要となる。

封印の地の封印ギミックについては以下を参照されたい。

systemclonoss.hatenablog.com

封印の森の特徴

バイオーム特性:隠された封印

このバイオームでは「古代の封印」が存在する。危険な空き地にあるが最初は場所が分からない。「古代の封印」を探し出すことで封印の再強化のプロセスが開始される

封印の場所を見つけるまでは全ての空き地に目印となる「封印の地を方角を指し示すオブジェクト」が配置されている。

封印の地は比較的近辺にあることが多いが、運が悪いと結構遠くにあるので頑張って探そう。

バイオーム特性:狼煙台

このバイオームでは「狼煙台」の建築物をアンロックなしに最初から建てることができる。狼煙台を建築すると回数制限はあるものの様々な支援が自由なタイミングで受けられる。

狼煙台をうまく利用することで危機的状況を脱したり有利な状況を更に有利にできたりする。

バイオーム特性:過剰成長した植物

ところどころに過剰成長した木と呼ばれる特殊な樹木がある。表面が白い木なので分かりやすい。

この過剰成長した木は切り倒すまでに20回の木材採取が可能。木の伐採本数を節約しつつ木材を得るのに適している反面、最短距離で空き地を開けたい場合に邪魔になることもある。

空き地を開けていく際には過剰成長した木を避けて伐採を進めるか構わず正面から切り倒していくかはプレイヤーのスタイルによる。

空き地を開ける速度を重視するなら避けるのが良いが、伐採本数を減らしたいなら木こりのキャンプを増やして回り道せず真っすぐに伐採を進めるのもオススメ。

バイオーム特性:深淵からの復讐(木こりの敵意増加計算の変更)

通常の入植では木こりのキャンプに配置した労働者の人数で敵意が増加するがこのバイオームではそれが無い。

その代わりに伐採本数に応じて敵意が増加する。

経過年数や住人の増加など木こりと関係ない部分については敵意増加は通常通りの計算で行われる。

バイオーム専用ルール:封印強化のプロセス

このバイオーム最大の特徴。「封印強化のプロセス」と呼ばれる特殊なミッションが与えられ、それをこなす以外では勝利できない。

名声値のゲージを最大まで貯めても勝利とはならないので注意。

資源特徴

石炭が無いため大量調達が難しい。

肥沃な土地の生成率は標準なのでそこそこの確率で見つかる。

粘土鉱床があるため陶器が作りやすい。粘土鉱床の副産物から銅鉱石も得られる。

石は取れないが海の真髄がある。少量ならば海の真髄の副産物で手に入るだろう。

肉と昆虫が取れるので肉系の食品は作りやすい。

卵と薬草は取れないので梱包された補給物資を作るのがそこそこ手間。肉や昆虫で作るのもいいだろう。

猟師のキャンプと薬草医のキャンプが活躍しやすい。穀物や根菜や野菜は畑で生産したほうが早いかもしれない。

封印の森で入手可能な資源

採取ノードの種類で表示している。副産物で手に入るものについては考慮していない。

石切り人 採集人 収穫者 猟師 薬草医 鉱山
粘土 海の 真髄 根菜 穀物 野菜 植物 繊維 昆虫 薬草 木苺 キノコ 銅鉱石 石炭
× × × × × ×

肥沃な土地は標準の生成率で配置される。

採取ノードから見た各種生産品の適性傾向

燃料

ロイヤル・ウッドランドと比較するとそこそこ厳しめ。木こりで追加木材が得られる要石を取るかは吟味が必要。

石炭の鉱脈が無いため海の真髄も有効に利用したい。浄化の炎を作るために大量の木材を消費するのはあまり有効ではない。

特にこのバイオームでは木の伐採本数に応じて森の敵意が上昇していくため高難度では考えなしに切りまくると中盤以降が厳しい。

畑が作れれば牧場を使って肉から油を生産し、油をメインの燃料にするのがおすすめ。

建築素材

木材は木の伐採を少なくするとシェルターを作り続けるのも厳しいレベルになりがち。伐採本数を減らす場合は板材は必要最低限を作り、サービス施設など大量に使うものに関しては商人から買うのがおすすめ。

葦のノードがあるため生地にはあまり困らないが初期空き地に無い場合は運が悪いとなかなか見つからない時もある。肉や伐採の副産物で革が手に入るのでそちらを使うことも考慮に入れる。

煉瓦は粘土から作ることになるが海の真髄のノードから石も取れる。煉瓦は基本粘土を使うといい。

梱包された建築物資を作成する際は板材は不向き。煉瓦か生地を使うのが良い。

食料

肉、昆虫、木苺、野菜、根菜とバランスよく揃っているが小ノードだけでは不足しがち。畑が作れるなら畑からも生産したい。大ノードが見つかれば優先的に薬草医や採集人のキャンプを使いたいところ。

卵と木苺のノードが無いため梱包された補給物資をどうやって用意するかは工夫が必要。

漬物、干し肉、串焼き、粥、ビスケット、パイと生産できる食料には困らないが沢山揃えるのは大変かもしれない。畑で取れるものを中心に組むといいかもしれない。

贅沢品

大ノードからの採取が出来るかが影響力を強く左右する。

  • エール
    • 大量生産のためには畑に依存する
    • 漬物と競合するが粘土鉱床が見つかれば陶器を容器に使えるためハードルは低い
    • 牧場やドルイドの小屋で肉や油を生産している場合は水袋も候補に入る
  • ワイン
    • 木苺が梱包された補給物資で使われがちなので葦で生産することが多い
    • 容器についてはエールと同じ
  • 訓練用武器
    • 石が大量に入手しづらいため作りにくい
    • こじ開けに無駄遣いしたくない環境だが封印のプロセスを早く終わらせたい場合はこじ開けせずに城塞に送るほうが良い。
  • 巻物
    • 昆虫もしくは銅鉱石から顔料を作るのが良い
    • 穀物のノードから得られる植物繊維を使って作るのが良いだろう
  • 香料
    • 薬草や樹脂が採取や伐採で手に入らないので少し厳しい。
    • 生産に燃料を使うので序盤からの大量生産は燃料に苦労するかも
    • 植樹者の小屋で結晶化した露と並行して樹脂も生産すれば薬草に依存しなくなり作りやすくなる
  • お茶
    • 薬草採取が出来ず畑に頼ることになるのでやや厳しい
    • 結晶化した露は道具類に回したくなるのでそこはトレードオフ
    • 植樹者の小屋が取れれば問題なくなるがそこは設計図の運次第

種族相性

生産困難な食料は少ないが、サービスに関しては注意が必要。

封印の再強化最終段階で必要になる士気の目安

長期戦になりやすいので年数経過による森の敵意で目標の士気まで届かないといったことが多い。供儀を使用して敵意を一時的に下げるのもアリだが300秒維持する必要があるのでしっかりサービス品が行き渡らないと厳しい。

人間

衣類とビスケットとパイが作れれば盤石。

肥沃な土地と採集人のキャンプが労働のメインになるだろう。

香料の生産は薬草頼りになりがちなので粥に使っていると厳しい。エールは素材を粉に出来るものが多いので穀粉との競合に気を配る必要がある。

コートは消費が激しいが生地の素材にはあまり困らない環境なのでコート生産をしっかり行うといい。

サービスは信仰とエールどちらもさほど変わらないが、エールの方が作りやすい。

ビーバー

鉱山は銅鉱脈しかないので基本は木こり。木こりが落ち着いたら製粉などの工業施設に割り当てるのもいい。

漬物が作れれば食料は基本的に漬物だけでもいいレベル。衣類もあれば欲しいところ。漬物を作れる施設が取れないと3~4年目辺りの士気が若干厳しいが容器自体は粘土があるため陶器から作れる。

ビスケットの要求は人間同様。

職場は木こりが良いだろう。製材所や大工が取れればそこにも回して生産効率があげられる。

サービスは巻物がやや作りやすい。ワインは買う方が早い。

リザード

肉と昆虫が取れる環境なので適性は高い。頑強さが高い種族なので嵐のデバフなどで士気低下速度アップが無ければ士気がマイナスに突入しても逃亡のリスクは低い。

干し肉と串焼きが容易に作れ、さらに漬物も作れれば士気が爆上げになる。干し肉と漬物をメインに考えるといい。串焼きは他の種族の要求を見て作るか検討したほうが良い。

訓練用武器の生産がしづらいが粘土鉱床から取れる銅鉱石を利用してインゴットから訓練用武器を作ることも可能。素直に行くならサービスは信仰をメインで考えるといいだろう。香料を早めに生産しておきたい。

ハーピー

リザード同様に肉系の食事が用意しやすいので早めに生産できれば士気の維持は容易。ビスケットとパイは他の種族の要求に依存するため穀粉以外の素材がどれだけ用意できるかで変わってくる。

要石「サヒルダの秘密レシピ」があればパイを作るだけで干し肉も手に入るので士気上げがしやすくなる。

贅沢品は巻物を生産して教育メインが良いだろう。お茶は材料が揃えば作れるのだが買ったほうが割安。

フォックス

食料による士気ブーストは粥と串焼き頼りになりがち。薬草から粥を作るのがメインになる。漬物は容器が用意できれば問題なく作れるため一気に士気を上げられる。要石「ゾーグの秘密レシピ」で串焼きが追加で手に入るなら漬物はなるべく作りたい。

サービスはどれも作りづらいが訓練用武器の方が作りやすい。お茶は結晶化した露が用途競合を起こしやすいのでなかなか難しい。商人からお茶や訓練用武器を直接買ったり指令の報酬で素材がたくさん手に入れば生産も視野に入る。

攻略

難易度共通ではあるが、ロイヤルウッドランドと違い木材が大量には手に入らないため木材の消費を抑えつつ板材を確保するのが重要。序盤の要石の選択で「木こりの祈り」があればとることも考慮に入る。

製材所、大工など板材を効率的に生産できる施設をピックするのは非常に大事。生産効率の良い施設で板材を作れば木材の消費速度は抑えられるはず。

燃料に困る場合は油を生産して足しにするのもいいし、海の真髄を利用するのも手。燃料だけは切らさないように気を付けたい。終盤を見据えるなら牧場と油生産施設と寺院のコンボは非常に強い。

封印の再強化

このバイオームは封印の再強化のみが勝利する条件となるため指令による名声は初期の設計図獲得のブーストとして考えるほうが良い。基本的に指令による名声獲得は封印の再強化に寄与しないので指令だけ一生懸命やって封印ミッションが疎かになるのはよろしくない。指令は3~4個くらいに考えてあとはイベント名声と士気名声を中心に考えなければならない。

序盤

採取キャンプと木こりキャンプを建てて木こりで木材を採取しつつ採取キャンプで粘土・葦・食料を確保する。荒加工場でしか作れない建築素材があれば早期に荒加工場を建てて少しずつ生産するのが良い。初期設計図に工房もしくは製材所があれば優先的にピックしたい。

鉱山は立てる余裕がほぼない。銅のインゴットの大量生産を考えるのであれば粘土鉱床からの副産物で取れる銅鉱石を利用するほうが良いかも。

大工とレンガ工房など、道具類の生産ができる設備のセットも優先度は少し高めに考えると楽に進む。

畑用の農園は少し優先度高めでピックしてもいい。入植ポイントで持ち込むならプランテーションか小さな農園がおすすめ。プランテーションは木苺による漬物と補給物資作成が容易になり、小さな農園なら穀粉と串焼きまたは漬物の生産が楽になる。

雨季の水の噴出孔と温室の施設が揃えば粥の作成はかなり容易になる。大衆食堂は粥と漬物が作れる優良施設なのでフォックスだけでなくビーバーやリザードが居れば即ピックしてもいいレベル。

封印の場所探し

木こりは封印の場所探しをするという至上命題があるのでまずは封印の場所を探すために空き地を開けまくる必要がある。拠点の回りを伐採して綺麗に整えるというのは二の次になりがち。

なるべく1年目にはあたりを付けるか見つけたい。遅くとも3年目までには見つけていないのこの先が苦しい。

中盤

燃料が苦しければ商人から石炭を買うことも視野に入る。油の生産施設があれば穀物や肉を買って油にするのもいい。

食料をしっかりと生産しつつ、終盤に備えてサービス施設に必要な種族に合わせた消耗品を生産していく。ここまでに食料系の生産設備が全く取れていなければ雨水エンジンの使用前提で野外厨房での生産も視野に入る。

封印の再強化のプロセスを進める

道具類の生産を行ってイベント名声を稼ぐ準備を進めておくとイベント名声でのミッションは達成しやすくなる。道具類で箱を送る場合、忠節のイベント解決になるのでそれに連動する要石を取ると楽に進む。

終盤

封印のプロセス3段階目と4段階目は難易度によって何が良いか割と分かれる。

入植者・開拓者難易度

適当にやっていても余裕でクリアできるので割愛。サービス品を梱包する施設が無いと4段階目のコンポされた贅沢品は作れないのでそこだけは気を付ける。

熟練者・総督者難易度

熟練者・総督難易度であれば3段階目を琥珀、4段階目を士気または石板納品と禁断の空き地イベントでやるのが楽。石板納品は要石効果で石板を得るものが無いと必要数に足りなくなる可能性がある。

4段階目のブライトロットの焼却はイベント効果でブライトロットの数が増える効果が無いとなかなか厳しい。汚染されたキャラバンをわざと放置したり1人で解決に向かわせてブライトロットを増やす機会を上げるなど意図的に加速する工夫も必要。

プレステージ1~5

プレステージ1はほぼ総督難易度と変わらない。名声値の上限が伸びるのでより多くの女王の怒りを抑えられる可能性があるのと、「忘れられた祭壇」を建てることで嵐の時限定で訪れる祭司からストームフォージド要石を購入できる。

購入には城塞資源(アップグレード購入に使う資源)が必要なので注意。

プレステージ3以降はブライトロットが勝手に増えていくので第4段階はブライトロットの焼却数が余裕になる。雨水エンジンの消費量の方が問題になるかも。

プレステージ6~10

ここからがプレステージの本番と言わんばかりに効果がエグくなる。狼煙台も積極的活用し、出来れば「忘れられた祭壇」のストームフォージド要石も有効に活用したい。

プレステージ琥珀集めが厳しい段階なら3段階目は食事とサービスで達成するほうが良いが、しっかり交易ルートで琥珀稼ぎが出来ているなら3段階目は琥珀納品で行ける。

食料枯渇対策は氏族のホールもオススメ。採取キャンプからの獲得量が2倍になるだけでかなり緩和される。食料に余裕が出来ればサービス品も作りやすくなり、4段階目はブライトロットの焼却を雨水エンジンの雨水使用量を待つまでもなく士気で突破しやすくなる。

プレステージ11~15

プレステージ10までの効果に加えて要石や設計図の選択肢減少の効果が増えてくるがほぼ変わらない。ブライトロットが増えやすくなるので最終段階はやりやすくなるが、焼却に必要な燃料がどんどん増えていく。最終段階は達成しやすくなるが燃料問題が厳しめ。油でうまくやりたい。

プレステージ14で名声獲得時に減少する女王の怒りが1から0.5に減るので人間を火守りにして普段の女王の怒りの上昇速度を抑えるのが重要になる。

プレステージ16~20

序盤が最も苦しくなる。設計図の数が減って空き地発見で琥珀の取り立て人がやってくるようになるので琥珀の持ち込みをしたい。出来ない場合は最速で交易所を建てて発見予定の空き地に必要な琥珀を捻出する。商人に売るよりも交易ルートで琥珀は稼ぎたい。