Against the Storm 攻略 ~ バイオーム編:コーラル・フォレスト

私的攻略になります。

Ver1.0.2R準拠になります。

コーラルフォレストに入植する際の戦略について記載しています。

ネタバレを含みます。

はじめに

コーラル・フォレストは独特の植生を持つバイオームで、どの木を切るかで様々な素材が得られる。

木の伐採により他のバイオームよりも木材以外の素材が集まりやすいので木の伐採が集めづらい資源の供給元になることもある。

木こり関係の要石はこのバイオームでは重要度が少し高め。木を切り拓いていくことが多いので森の敵意管理が重要なバイオームとなる。

コーラル・フォレストの特徴

バイオーム特性:多様な植生

このバイオームでは3種類の木が生えている。

  • プレートリーフの木(緑の葉っぱの木)
    • 追加で植物繊維が手に入る
  • クリムゾンリーチの木(赤色のサンゴのような木)
    • 追加で石と香料が手に入る
  • ムールスプラウトの木(紫色のサンゴのような木)
    • 追加で肉と結晶化した露が手に入る

中でも便利なのはムールスプラウトの木とクリムゾンリーチの木。石と香料、結晶化した露は多くあればそれだけ便利な素材。

フォックスの家には結晶化した露が必要なのでフォックスの家も多少作りやすい。道具類やお茶の生産に回すこともできるし、樽を生産して漬物や酒類の生産に回すこともできる。

バイオーム特性:刺激的なプレッシャー

森の敵意レベルが上がるほど物資の生産率が上がる。2倍の物資を生産する確率が増加していく。これは主に雨季と乾季で木こりを大量に投入して敵意を増加させると恩恵が大きい。低難易度よりも高難易度で効果を実感しやすい。

資源特徴

石炭がある反面、銅鉱脈はない。道具類は結晶化した露を使用することになる。

肥沃な土地の生成率は標準なのでそこそこの確率で見つかる。結晶化した露が沢山ほしければ植樹者の小屋も選択肢に入る。

粘土鉱床は無いので陶器は作りづらい。革から水袋を作るか樽を作ることになることが多い。商人から陶器を買うことも視野に入れる。

石は取れるが海の真髄はない。燃料は木こりをしっかりしないときついので石炭の鉱脈が見つかったら鉱山を作るといい。

肉と昆虫が取れるので肉系の食品は作りやすい。卵と木苺と根菜が取れないので漬物は作りづらい。ハーブ園やプランテーションの優先順位は少し高い。雨季の水が確保できれば温室も視野に入る。

猟師のキャンプが活躍しやすい。食べ物の採取ノードの種類に乏しく、肉系以外は薬草と野菜しか採取できないので作れる食べ物が畑依存になりやすい。特に穀物とマッシュルームと根菜が採取できないのが痛い。

コーラル・フォレストで入手可能な資源

採取ノードの種類で表示している。副産物で手に入るものについては考慮していない。

石切り人 採集人 収穫者 猟師 薬草医 鉱山
粘土 海の 真髄 根菜 穀物 野菜 植物 繊維 昆虫 薬草 木苺 キノコ 銅鉱石 石炭
×

×

× × × ×

 

× × ×

肥沃な土地は標準の生成率で配置される。

採取ノードから見た各種生産品の適性傾向

燃料

ロイヤル・ウッドランドと比較するとやや厳しめ。木こりで追加木材が得られる要石を取るかは吟味が必要。

石炭の鉱脈に鉱山を建てればおおよそ燃料は解決する。足りなくなりそうなら鉱山の早めのアップグレードを視野に入れよう。

畑から食料が供給できれば肉から油を作っても食料は不足しづらい。

建築素材

木材は標準的だが木材の消費が激しい。窯場で木材を石炭へ加工していると板材に困る場合がある。

植物繊維のノードがなく葦がある。葦から生地を作るのが中心になる。

煉瓦は石から作ることになる。

食料

肉と昆虫が多く手に入るので牧場の優先度は少し下がる。肉類と野菜が中心なので干し肉と串焼きのコンボで食料を増やすのがおすすめ。更に薬草から粥を作れば食料不足は大体解決する。

穀粉が作りづらいのでビスケットとパイは難易度が高い。漬物も採取だけでは野菜しか候補が無いので苦しい。早めに畑を利用したいところ。

贅沢品

大ノードからの採取が出来るかが影響力を強く左右する。

  • エール
    • ほぼ畑に依存するため作るのは難しい。
    • 食料の漬物同様に容器が問題になりやすい
  • ワイン
    • 葦から作るのが現実的だが畑で木苺を生産できれば作りやすい。
    • 容器がネックになるのはエール同様。
  • 訓練用武器
    • 石と葦があるためかなり作りやすい
    • こじ開けとしても使えるのでたくさん作りやすい
    • 梱包された贅沢品をこれで生産して売るというプレイも出来なくはない
  • 巻物
    • 肉が大量に余っている場合に昆虫から顔料を作り生産するのが良い
    • 顔料から巻物を作ることになるので革を生地に使いすぎると少ない木材を余分に使う羽目になる
  • 香料
    • 薬草が採取できるので作りやすい
    • 粥との競合に気を付ける
    • 生産に燃料を使うので燃料に苦労するかも
    • 植樹者の小屋で結晶化した露と並行して樹脂も生産すれば薬草に依存しなくなり作りやすくなる
  • お茶
    • 薬草採取が出来るので素材集めは問題ない
    • 結晶化した露は道具類に回したくなるのでそこはトレードオフ
    • 植樹者の小屋が取れれば問題なくなるがそこは設計図の運次第

種族相性

生産困難な食料は少ないが量産向きの食料はそこそこある。

人間

ビスケットとパイが作りづらいので食料は粥が生命線になりがち。肥沃な土地は比較的見つかりやすいので農業適性はある。畑で農作業をして食料を稼げればビスケットやパイは作りやすくなり改善する。

香料の生産が木の伐採で可能なので信仰の要求は満たしやすい。エールは素材を粉に出来るものが多いので穀粉との競合に気を配る。

コートは消費が激しいが生地の素材にはあまり困らない環境なのでコート生産をしっかり行うといい。

ビーバー

鉱山が作れるので採掘と木こりの配分が難しい。漬物になる素材が少ないが畑から供給できれば改善する。適性は高めなのであまり困ることはない。

漬物を作れる施設が取れないと3~4年目辺りの士気が若干厳しいが容器の生産が全体的に難しい。ビスケットの要求は人間同様割と厳しめ。

職場は木こりと鉱山要員にするのが良いだろう。製材所や大工が取れればそこにも回して生産効率があげられる。

サービスは巻物がやや作りやすい。

リザード

肉と昆虫が豊富に取れる環境なので適性が高い。干し肉と串焼きが作れる上に余った肉を油に変えられる屠殺場で無双できる。食料による士気は漬物をどう作るかがポイントになる。

訓練用武器の生産はしやすいのでサービスは喧嘩をメインで考えるといいだろう。香料を使用する信仰はなるべくなら人間に優先的に回したい。

ハーピー

リザード同様に肉系の食事が用意しやすいので早めに生産できれば士気の維持は容易。コート無しでも行けるレベル。

贅沢品はお茶の生産も可能だが道具類や樽に回す場合は巻物を生産して教育メインが良いだろう。

さらに士気を上げたい場合はビスケットとパイが必要なので畑の生産により粉が用意できるかがカギ。

フォックス

食料による士気ブーストは粥と串焼き頼りになりがち。薬草から粥を作るのがメインになる。漬物は作りづらいが用意できれば一気に士気を上げられる。ゾーグの秘密レシピで串焼きが追加で手に入るなら漬物はなるべく作りたい。

木の伐採で結晶化した露が手に入ることが多く、フォックスの家が建てやすい環境。種族専用の家があり串焼きと粥が用意できれば士気はかなり上がる。

サービスは石と葦で作れる訓練用武器を使う喧嘩が向く。お茶は結晶化した露が用途競合を起こしやすいのでなかなか難しい。商人からお茶を直接買ったり指令の報酬で結晶化した露がたくさん手に入れば生産も視野に入る

攻略

難易度共通ではあるが、ロイヤルウッドランドと違い木材が大量には手に入らないため木材の消費を抑えつつ板材を確保するのが重要。序盤の要石の選択で「木こりの祈り」があればとることも考慮に入る。

製材所、大工など板材を効率的に生産できる施設をピックするのは非常に大事。石炭の鉱脈があるので鉱山を建てて3人程度割り当てておけばそれなりに石炭が溜まって木材の消費速度は抑えられるはず。できれば早めにアップグレードを行って生産速度や採掘限界個数を増やしてたくさん貯めこみたい。

石炭が見つからず燃料に困る場合は肉から油を生産して足しにするのもいい。ドルイドの小屋や圧搾場、屠殺場を利用する。屠殺場は干し肉と串焼きも生産可能なのでこのバイオームと非常に相性がいい。

結晶化した露を集める

このバイオームは銅鉱石が非常に集めづらいので金属のインゴットは結晶化した露に頼ることになる。木の伐採から結晶化した露が取れる他、植樹者の小屋でも生産できる。

薬草が採取可能かつ雨水回収小屋や噴出孔ポンプで雨水が確保できるなら結晶化した露の生産をするのも悪くない。

集めた結晶化した露は道具類に回す以外にも樽の生産やフォックスの家やお茶の生産など用途は幅広い。

序盤

採取キャンプと木こりキャンプを建てて木こりで木材を採取しつつ採取キャンプで石・葦・食料を確保する。荒加工場でしか作れない建築素材があれば早期に荒加工場を建てて少しずつ生産するのが良い。初期設計図に工房もしくは製材所があれば優先的にピックしたい。

干し肉と串焼きのコンボを早期に完成させられれば少ない食料を有効に活用できるため燻製所や調理小屋は優先的にピックしてもいい。屠殺場は干し肉と串焼きが共に作れるのでこのバイオームの食料生産としてはほぼ正解に近い働きをする。

大工とレンガ工房など、道具類の生産ができる設備のセットも優先度は少し高めに考えると楽に進む。

畑用の農園は少し優先度高めでピックしてもいい。入植ポイントで持ち込むなら猟師のキャンプの方が少し上だが小さな農園やハーブ園もあれば有効に利用できる。

中盤

燃料が苦しければ石炭鉱脈の上に鉱山を建てて速やかに生産速度上昇のアップグレードをするのがおすすめ。

食料やサービス施設による士気向上を目指す。

ここまでに食料系の生産設備が全く取れていなければ雨水エンジンの使用前提で野外厨房での生産も視野に入る。

嵐以外の季節で木こりの数を増やして敵意を上げ、生産施設の生産数増加確率を上げるのも有効。クリムゾンリーチとムールスプラウトを中心に伐採できると副産物がおいしい。結晶化した露がたくさん手に入るほど有利になる。

フォックスが居れば種族専用の家を建てるのも視野に入る。

道具類の生産を行ってイベント名声を稼ぐ準備を進めておくと終盤にかけて一気に名声を稼ぎやすい。

終盤

6年目以降は毎年の住人増加数も増えていくのでずっと受け入れ続けるのは人数による敵意の上昇に歯止めが利かなくなる。商人の呼びつけをしてでも消費物資の確保に努め、一気に勝負を決めに行く。

サービス施設での補正が高いため、4~5年目までに貯めたサービス施設で消費する物資をここで一気に開放することで効率的に士気を爆上げできる。

道具類の生産を行って箱を城塞へ送付し、名声の蓄積を加速させるのも忘れずにやりたい。