Against the Storm 攻略 ~ バイオーム編:呪われたロイヤル・ウッドランド

私的攻略になります。

Ver1.1.2準拠になります。

呪われたロイヤル・ウッドランドに入植する際の戦略について記載しています。

ネタバレを含みます。

はじめに

呪われたロイヤル・ウッドランドは非常に狭い範囲で生成される特殊なバイオームで、このバイオームだけの特殊な仕掛けが多く存在する。

呪われたロイヤル・ウッドランドは基本的に避けて進んだ方がリスクが少ないが、実績を解除したいという目的等があれば腕試し的に入植するのもいいだろう。

呪われたロイヤル・ウッドランドの特徴

バイオーム特性:霧

このバイオームでは空き地の判別が不可能になる。

  • 危険な空き地、禁断の空き地の区別をするためのアイコンが表示されない
  • 小さな空き地を含むすべての空き地が同じ大きさで生成される
    • 危険な空き地基準の大きさ

上記2点から空き地の発見を不用意に行うと禁断の空き地だったということもありえる。配置の法則上初期地点から離れるほど禁断の空き地の生成確率が上がるため、最初は初期地点からなるべく近い空き地を発見するといいだろう。

バイオーム特性:亡霊

空き地に亡霊が出現することがある。亡霊は空き地イベントの一種で要求された物資の納品や様々な制約を課してくるなど内容は多岐に渡る。

無視しても良いのだがペナルティがあるものも多いため、なるべく達成したい。亡霊のイベントを解決すると宝箱が出現することがある。宝箱は物資箱の一種で中身には報酬が入っている。

うまく解決して宝箱から報酬を得られれば入手しづらいアイテムや素材がまとまった量手に入る。

資源特徴

石炭が無いため石炭が欲しければ木材を窯場などで加工することになる。

肥沃な土地の生成率は標準なのでそこそこの確率で見つかる。

粘土鉱床があるため陶器が作りやすい。粘土鉱床の副産物から銅鉱石も得られる。

石は取れないが海の真髄がある。少量ならば海の真髄の副産物で石は手に入るだろう。

昆虫が取れるので肉系の食品は作りやすい。卵と木苺と根菜が取れないので漬物は作りづらい。畑かキノコに頼ることになる。

採集人のキャンプと薬草医のキャンプが活躍しやすい。うまく穀物のノードが発見できればビスケットやパイといった穀粉を使用する食料も供給可能。

呪われたロイヤル・ウッドランドで入手可能な資源

採取ノードの種類で表示している。副産物で手に入るものについては考慮していない。

石切り人 採集人 収穫者 猟師 薬草医 鉱山
粘土 海の 真髄 根菜 穀物 野菜 植物 繊維 昆虫 薬草 木苺 キノコ 銅鉱石 石炭
×

× × ×

×

× ×

 

肥沃な土地は標準の生成率で配置される。

採取ノードから見た各種生産品の適性傾向

燃料

ロイヤル・ウッドランドと比較するとやや厳しめ。木こりで追加木材が得られる要石を取るかは吟味が必要。

石炭の鉱脈が無いため海の真髄も有効に利用したい。浄化の炎を作るために大量の木材を消費するのはあまり有効ではない。

畑が作れれば牧場を使って肉から油を生産し、燃料にするのも楽になる。

建築素材

木材は標準的だが木材の消費が激しい。窯場で木材を石炭へ加工していると板材に困る場合がある。

植物繊維のノードがある。生地は植物繊維から作成する。

煉瓦は粘土から作ることになる。粘土は陶器の材料にもなるので競合に注意する。

食料

昆虫、根菜、キノコ、穀物、薬草とバランスよく揃っているが小ノードだけでは不足しがち。畑が作れるなら畑からも生産したい。大ノードが見つかれば優先的に薬草医や採集人のキャンプを使いたいところ。

卵と木苺のノードが無いため梱包された補給物資をどうやって用意するかは工夫が必要。

干し肉、串焼き、粥、ビスケット、パイと生産できる食料には困らないが沢山揃えるのは大変かもしれない。畑で取れるものを中心に組むといいかもしれない。

贅沢品

大ノードからの採取が出来るかが影響力を強く左右する。

  • エール
    • 大量生産のためには畑に依存する
    • 漬物と競合するが粘土鉱床が見つかれば陶器を容器に使えるためハードルは低い
  • ワイン
    • 木苺が取れず素材に困りがちなので割と絶望的
    • 容器はエール同様に陶器を利用するのが効率的
  • 訓練用武器
    • 石が大量に入手しづらいため作りにくい
    • こじ開けに無駄遣いしたくない環境
  • 巻物
    • 昆虫もしくは銅鉱石から顔料を作るのが良い
    • 穀物のノードから得られる植物繊維を使って作るのが良いだろう
  • 香料
    • 薬草が採取できるので作りやすい
    • 粥との競合に気を付ける
    • 生産に燃料を使うので燃料に苦労するかも
    • 植樹者の小屋で結晶化した露と並行して樹脂も生産すれば薬草に依存しなくなり作りやすくなる
  • お茶
    • 薬草採取が出来るので素材集めは問題ない
    • 結晶化した露は道具類に回したくなるのでそこはトレードオフ
    • 植樹者の小屋が取れれば問題なくなるがそこは設計図の運次第

種族相性

生産困難な食料は少ないが、サービスに関しては注意が必要。

人間

衣類とビスケットとパイが作れれば盤石。穀粉が厳しい場合は薬草から粥を生産する。

肥沃な土地と採集人のキャンプが労働のメインになるだろう。

香料の生産は薬草頼りになりがちなので粥に使っていると厳しい。エールは素材を粉に出来るものが多いので穀粉との競合に気を配る必要がある。

コートは消費が激しいが生地の素材にはあまり困らない環境なのでコート生産をしっかり行うといい。

ビーバー

鉱山は銅鉱脈しかないので基本は木こり。

漬物が作れれば食料は基本的に漬物だけでもいいレベル。衣類もあれば欲しいところ。漬物を作れる施設が取れないと3~4年目辺りの士気が若干厳しいが容器自体は粘土があるため陶器から作れる。

ビスケットの要求は人間同様。

職場は木こりと鉱山要員にするのが良いだろう。製材所や大工が取れればそこにも回して生産効率があげられる。

サービスは巻物がやや作りやすい。

リザード

昆虫が取れる環境なので適性はある。干し肉と串焼きが作れる上に漬物も作れれば士気が爆上げになる。干し肉と漬物をメインに考えるといい。

訓練用武器の生産がしづらいが鉱山を利用してインゴットから訓練用武器を作ることも可能。素直に行くならサービスは信仰をメインで考えるといいだろう。香料を早めに生産しておきたい。

ハーピー

リザード同様に肉系の食事が用意しやすいので早めに生産できれば士気の維持は容易。ビスケットとパイは他の種族の要求に依存するため穀粉以外の素材がどれだけ用意できるかで変わってくる。

要石「サヒルダの秘密レシピ」があればパイを作るだけで干し肉も手に入るので士気上げがしやすくなる。

贅沢品は巻物を生産して教育メインが良いだろう。

フォックス

食料による士気ブーストは粥と串焼き頼りになりがち。薬草から粥を作るのがメインになる。漬物は容器が用意できれば問題なく作れるため一気に士気を上げられる。要石「ゾーグの秘密レシピ」で串焼きが追加で手に入るなら漬物はなるべく作りたい。

サービスはどれも作りづらいが訓練用武器の方が作りやすい。お茶は結晶化した露が用途競合を起こしやすいのでなかなか難しい。商人からお茶や訓練用武器を直接買ったり指令の報酬で素材がたくさん手に入れば生産も視野に入る。

攻略

難易度共通ではあるが、ロイヤルウッドランドと違い木材が大量には手に入らないため木材の消費を抑えつつ板材を確保するのが重要。序盤の要石の選択で「木こりの祈り」があればとることも考慮に入る。

製材所、大工など板材を効率的に生産できる施設をピックするのは非常に大事。生産効率の良い施設で板材を作れば木材の消費速度は抑えられるはず。

燃料に困る場合は油を生産して足しにするのもいいし、海の真髄を利用するのも手。燃料だけは切らさないように気を付けたい。

空き地発見は用意が出来てから

このバイオームは空き地の種類が分からないため、普段小さな空き地を最初に開けてから危険な空き地を少数開けてクリアといったプレイをしている人にはやや厳しい。危険な空き地を1年目で開けるような大胆なプレイをしている人の方が感覚的には慣れやすいと思う。

安全に行くなら商人が到着する直前に空き地を開いて商人から買ってイベントを解決するという手段が取れるようにしてリスク低減を行うと良い。そのためにも交易ルートによって琥珀を稼いでおくのは重要。

序盤

採取キャンプと木こりキャンプを建てて木こりで木材を採取しつつ採取キャンプで粘土・葦・食料を確保する。荒加工場でしか作れない建築素材があれば早期に荒加工場を建てて少しずつ生産するのが良い。初期設計図に工房もしくは製材所があれば優先的にピックしたい。

鉱山を利用するつもりなら早めに鉱山を建ててアップグレードも行いたい。精錬所など銅鉱石を加工する施設もあるとさらに安心。

大工とレンガ工房など、道具類の生産ができる設備のセットも優先度は少し高めに考えると楽に進む。

畑用の農園は少し優先度高めでピックしてもいい。入植ポイントで持ち込むならプランテーションか小さな農園がおすすめ。プランテーションは木苺による漬物と補給物資作成が容易になり、小さな農園なら穀粉と串焼きまたは漬物の生産が楽になる。

中盤

燃料が苦しければ商人から石炭を買うことも視野に入る。油の生産施設があれば穀物や肉を買って油にするのもいい。

食料をしっかりと生産しつつ、終盤に備えてサービス施設に必要な種族に合わせた消耗品を生産していく。ここまでに食料系の生産設備が全く取れていなければ雨水エンジンの使用前提で野外厨房での生産も視野に入る。

亡霊のイベント解決に必要なアイテムは商人を利用して一気に解決するといい。そのためにも交易ルートの取引をしっかりとこなしていきたい。

道具類の生産を行ってイベント名声を稼ぐ準備を進めておくと終盤にかけて一気に名声を稼ぎやすい。

終盤

6年目以降は毎年の住人増加数も増えていくのでずっと受け入れ続けるのは人数による敵意の上昇に歯止めが利かなくなる。商人の呼びつけをしてでも消費物資の確保に努め、一気に勝負を決めに行く。

亡霊のイベントが新たに発生しても逃げ切れそうな場合は放置して名声が稼げるイベントや士気上げを優先する。

サービス施設での士気補正が高いため、4~5年目までに貯めたサービス施設で消費する物資をここで一気に開放することで効率的に士気を爆上げできる。

道具類の生産を行って箱を城塞へ送付し、名声の蓄積を加速させるのも忘れずにやりたい。