私的攻略です。Medieval Dynastyの知っていると便利なTips系の紹介です。
ゲームを進めると出てくる要素やゲーム仕様に関わる部分への言及があるため、ネタバレを含みます。
はじめに
Medieval Dynastyで村づくりを始めようと思っても、何からやっていいのかよくわからず「とりあえずクエストやるか・・」となってしまうことがままある。
このゲームの序盤はガチのサバイバルなので、「少ない所持金」「武器になるものもほぼない」「作れるものの種類はあっても素材が無い」といった感じで自給自足をどうするかでかなり変わってきます。
いくつか取りうる選択肢があるので紹介したいと思います。
また、村づくりを軌道に乗せるときや軌道に乗った後の更なるステップアップで知っておくと便利なものの紹介もしています。
ゲーム開始直後~1年目冬
カステランに話しかけて家と建てられるところまで進めると自由に好きなところで家を建てられる。
低労力でチャプター3まで進める工夫を1年目春にやっておく
チャプター3で最大壁となるのが「クエスト3つをクリア」です。これがクリアできないとビル制限が5から増えないので結構面倒。
- ウニゴスト物語1で次の目標が「サンボールに会いに行く」になったらいったん止める
- ドブロニェガからもらって余ったビールは売却してお金にするといろいろと楽
- アルウィン物語1は春に進めておくことで「次の夏まで待つ」を1年目の夏で消化し、アルウィン物語1をクリアしてクエストクリア数を1個増やせます。
楽な獲物は鳥
木材槍は投げ槍として使えます。最も最初に手に入るであろう遠距離攻撃ですが、飛距離はそこまで遠くない。
ウサギ狩りをしても良いですが、ウサギはすぐ逃げてしまうので手ごろな獲物としては鳥が良いでしょう。カモやハト、カラスは比較的狩りやすいです。先の3羽は木材槍が当たれば一撃で倒せます。失敗しても飛び立つだけで攻撃してくることはないので安全に狩れる上、ウサギ以上に肉が取れて副産物の羽根は軽くてたくさん集めやすく、そこそこのお値段で売れます。
序盤の狩猟はウサギ落とし罠と鳥落とし罠を仕掛けて鳥を狩るのが良いでしょう。
夏にチャプター3をクリアして建築可能建物数を増やす
夏に「ドブロニェガ物語」を進めることで、確実にクエスト合計3つにできますが、最初の村「ゴストヴィア」にもっと簡単な汎用クエストがあればそちらをクリアしてしまうのが良いでしょう。
簡単なのは
- 「建築ハンマーを持ってきてくれ」
- 「石斧を持ってきてくれ」
- 「家族を養うための料理材料がない」
- 「ベリージュースの材料が足りない」
動物を狩るクエストは面倒なものが多いので後回しでいい。
クエストは冬まで放置してひたすら村づくり
ここから本格的な村づくりになりますが、畑にいきなり行くのはハードルが高いです。
このゲームに慣れていればどのタイミングでどの位のお金が必要になるのか大体わかっているのでいきなり畑に手を出しても良いですが、初見だとその辺の間隔が分からないのでいきなり農業はリスクが多いです。拾った苗があれば果樹園の畑を作って苗を植えるのがいいでしょう。果樹園の畑に植える苗は肥料も要らず、世話も収穫時のみなので放っておいても良いのがメリットです。
- 薪小屋
- 狩猟小屋
- 住人のための家2軒くらい
- 食料庫
- 物資貯蔵庫
- 井戸
- 納屋
- 工房
- 農舎
この辺までは優先して作っておきたい。井戸に関しては工房が作れていて水の確保が容易な場所に村づくりしているなら桶で水汲みすれば最初は不要です。
比較的暇な冬にクエストを消化する
春~秋は農作業があるので、プレイヤーが農作業を手動でしている場合は冬にならないとなかなか暇にならない。
冬は絶好のクエストタイミングなので、少しずつ進める程度でよい。
お金がない場合は冬になったら税金のために駆けずり回ることになるパターンが多いが、春~秋までにやることをやっていればお金不足でいきなり焦ることはない。
金策を意識する
建築をしまくるととにかく木材の在庫がきつい。プレイヤーのスキルを上げればスキル効果でいろいろ楽になるので、自力の木こりも意識すると良い。
序盤だと工房で作成する木製容器が圧倒的に楽。石ナイフは初見のプレイヤーでも簡単に見つかる金策ではあるが、石は色々なクラフト材料にもなるので残しておきたい。
金策
最序盤(手作りのみ)
石ナイフが最強。ただし最序盤でいきなりお金が足りないなんてことはほぼない。店で買うもの以外の食べ物を使わない縛りなどをしている場合はそういうこともあるかもしれない。
木こりのショップNPCが居る場所のみできるが、丸太を買って薪や板に加工して売ると丸太よりも高く売れる
工房が出来た後
木製容器が圧倒的金策効率を誇る。板1枚から容器10個が作成可能。
調理場が出来た後
外交スキルで物々交換を1以上にしたらクワルクチーズが最高効率になる。
NPCから買ったサワーミルクからクワルクチーズを作成して売るだけ。
チーズが作成可能になったらさらに売却益が伸びる。
農業系
春に亜麻、夏にキャベツ、秋にライ麦が高効率。
特に亜麻は全農産物中最高益が可能。亜麻は脱穀後「亜麻の種子」と「亜麻の茎」になるが「亜麻の種子」の売却益が高いので茎を加工して売らずとも収益がどんどん増える。
夏のキャベツは肥料にする。食べても良いが確実に余る。食べ物を腐らせると肥料の材料になるので、夏のキャベツを肥料の材料にして1年回すのがオススメ。
秋のライ麦はできるならやる程度で問題ない。ライ麦は食料在庫に問題がなければ売ってもいいし、食料が足りないならお粥にして食料にできる。パンが作れるようになったらライ麦を粉ひきしてパンの材料にすることも可能。
農業
最初のハードルを乗り越える
農業には農具と肥料と種が必要なので非常に初期投資ハードルが高い。
ゲーム内でも狩猟→農業の順に進めるようにチャプターで誘導される。
亜麻と麦類は収穫時に鎌か大鎌が必要なのでそこも厄介。
だが農具が揃えば圧倒的な自給力を発揮するので農業はぜひやってほしい。
肥料確保手段
主に買うかクラフトで作成するかの2択。腐食物を得るために床置きや地面に投げ捨てるのは見た目が嫌という人は、生ごみ入れを活用すると良い。生ごみ入れに入れた食べ物は季節経過で腐食物に変化する。これはゲームのカスタマイズで「床に落としたアイテムが腐らない」を適用していても可能な肥料材料の確保方法になる。
- 糞尿を集めて作成
- 主に家畜から得る。豚は糞尿が主生産物の家畜なので豚が居ると楽
- 納屋のクラフト台で糞尿2個から肥料1個に加工できる
- 腐食物を集めて作成
- 食べ物の「状態」が0%になると完全に腐ってしまい腐食物になる
- 地面や床に落としたアイテムは季節経過で腐食物に変化する
- 「生ごみ入れ」に入れた食べ物は季節経過で腐食物に変化する
- 納屋のクラフト台で腐食物10個から肥料1個に加工できる
- 糞尿を購入して作成
- 完成品を購入
- 各地の農業NPCから購入可能。糞尿よりも割高だが納屋が無い状態でも農業が始められる。
狩猟小屋で肉加工していると陥りやすい罠
狩猟小屋では干し肉の生産が可能。自給自足を初期から目指そうとすると、生肉の生産と干し肉の生産だけで手いっぱいになってしまい、革の生産が少なくなりがち。
生肉の加工はプレイヤーが行い、NPCの仕事は生肉の生産と革の生産に集中させるのがオススメ。
どうしてもNPCに任せたい場合は複数人で仕事を行わせるのがオススメ。
住人に任せたい仕事とプレイヤーがやると効率的な仕事
素材と加工品は売却額が違うことにより、価格が安い素材集めは住人に任せ、価格が高い加工品の生産をプレイヤーがやると時短になる。
NPCの仕事の速度は売却額が低いアイテムほど早く進行するため、素材集めを住人に任せるとプレイヤーよりも早く集めることが多い。
住人に任せると効率的な仕事
- 木こり
- 木が周囲になくても集めてくれる
- 狩猟
- 獲物が周囲に居なくても集めてきてくれる
- 石集め
- 石の密集地帯でなくても集まりが良い
- 鉱山の採掘
- 鉱脈を消費することなく集められる
- 糞尿集め
- 豚小屋に割り当てた仕事で集めるのが効率的
- 畑の世話
- 複数人を同時に割り当てられるのでマンパワーで終わらせることが出来る
プレイヤーがやると効率的な仕事
色々あるが、プレイヤー専任はあまりしない方が良い。住人に任せつつ自分でもやることで効率を上げるのが良い。
- 畑の収穫
- プレイヤースキルで収穫量アップのスキルがある上、収穫速度も圧倒的に早い
- 料理
- 高価格のアイテムであっても速度が極端に遅くなることが無い
- 裁縫
- 単価が高いので住人に任せると最初はすごく時間がかかる
- 鍛冶
- 石ナイフの単価が高いこともあり、石製品含むツール類の加工は住人に任せても数を捌けない
- 井戸の水くみ
- 一度にたくさんの水くみを行えばしばらく持つのでNPCに専任させる必要が無い
- 洞窟の採掘
- 洞窟には職場設定が出来ないので実質的にプレイヤーしかできない
狩猟関係
カラスとハトは建物があっても再出現し続ける
林を切り拓いて村を作る場合、開発が進むほど野生動物を見かけなくなることが多いです。
カラスやハトは村の中に湧きポイントがあっても消えることはなく、村の中に住み着きます。
建物や柵の設置物を置くと一定範囲内に野生動物が再出現しなくなる
洞窟の周りはクマなど危険な野生動物がたむろしていることが多いです。洞窟に行くたびに倒すのもいいのですが手間なので、枝の柵などを置いておくと一定範囲内の敵は湧かなくなります。たまに湧くこともあるので注意です。
野生動物は体力が減ると動きが遅くなる
野生動物はHPが最大の状態と瀕死の状態では足の速さが明らかに変わります。鹿やヘラジカに近寄るとものすごい速さで走って逃げていきますが、攻撃してHPを減らすと走って追いつけるくらいの速度まで落ちます。
松明を持って振ると狼を追い払える
松明だけを持って攻撃ボタンを押すと松明を目の前で振るモーションが出ます。これを狼にあてると怯み、一時的に追い払うことが可能です。判定がややシビアなのと、1回追い払った後にまた向かってきた場合は怯む確率が下がるのか確定にはならないっぽいので完全に安全というわけではないですが少しだけ余裕が生まれます。狼以外に試してみましたが、バイソンとイノシシには効かなかったので走る速度が速く追いつかれやすい狼だけかもしれません。
斧や農具も攻撃に使える
木を切る斧や麦類を刈り取るための大鎌も攻撃ダメージが設定されています。近接攻撃として利用できるので、HPが僅かになって足が遅くなった動物には遠距離攻撃を当てるよりも斧などを持って近接攻撃を仕掛けたほうが確実です。
野生動物に遠距離攻撃を当てると持続ダメージが発生することがある
遠距離攻撃を当てると、一定確率で当てたものが刺さり出血ダメージが一定時間発生します。出血ダメージが発生するとその場に血の跡が残るので追跡もしやすくなります。
逃げ足が速い鹿やヘラジカもこれを利用することで倒しやすくなります。
先制ヘッドショットを狙う
猪と狼はこちらを探知すると正面を向いて鳴き声を上げます。この際は完全な無防備なので落ち着いてヘッドショットを決められます。
弓・長弓・反り弓・木のクロスボウ・鉄のクロスボウは一番弱い矢やボルトでもヘッドショットさえ決まれば猪と狼は1撃で倒せます。
敵対する動物をどうしても倒せない場合は陣地を作って中で戦う
猪・狼・バイソン・熊はこちらが攻撃しなくても敵対状態です。
どうしても倒せない場合は以下のやり方がオススメ。
- 湧きポイントから少し離れた位置に枝の柵を建築して完全に四角く囲む(畑で言うと3×3くらいの範囲
- 柵の外に出て離れた位置から攻撃を加えて動物を誘い出す
- 柵の中に逃げ込む
- 敵の攻撃射程に入っていないことを確認したらひたすら遠距離攻撃
動物は柵を壊したりしないので、完全に柵で囲んだ領域はセーフティゾーンになります。このやり方は体が大きいクマやバイソンに特に有効です。
クイックセーブ&ロードで頭蓋骨収集
鹿やバイソンは剥ぎ取った際に頭蓋骨が手に入ることがあります。手に入るかどうかはランダムなので、どうしても欲しい場合にはセーブ&ロードで剥ぎ取り結果を変えられます。
毒矢のススメ
薬草小屋では毒薬の作成と毒を添付した矢やボルトの作成ができます。毒矢は攻撃ヒット時に一定確率で継続ダメージを与える毒状態にすることが出来ます。出血によるダメージと毒によるダメージの相乗効果でクマやバイソンの戦闘時間を短くすることが可能です。
毒薬はベラドンナと水入り桶と木製容器で作れますが、売値もそこそこなので余ったら売るのも良いです。
その他細々としたこと
ロバや馬の呼び出しを利用して馬車移動の追加料金を回避する
馬車はファストトラベル用の有料サービスですが、プレイヤーが重量超過していると追加料金を取られます。
騎乗動物の呼び出しは騎乗動物に積載した重量が大幅超過して全く動けない場合は利用不可能ですが、ゆっくり動ける重量超過の範囲では呼び出しが可能です。
積載重量のギリギリまで騎乗動物に荷物を積み込んでおくことで、プレイヤーの馬車移動で重量超過による追加料金を回避できます。
自分の村に焚き火所と座れる置物を並べると住人NPCが座ってくれる
にぎやかし程度ですが、住人もクエストを出すことがあるので集会場のような感じで作っておくとみんな集合してくれます。
切り株を放置すると丸2年で木に成長する
木を切った後に切り株をそのままにするとまた切れるようになります。
全て伐採してしまうと景観が味気なくなってしまうこともあるので、多少残しておくと見た目の雰囲気が良くなる。
良い王様、悪い王様
地図ではゲーム内の経過年数やシーズン中の経過日数などを確認することが出来るが、王や王との関係についても簡単に知ることが出来る。
チャレンジのクエストを達成すると王との関係を深めることが出来るが、王の性質によってメリットデメリットがある。
- 良い王様と関係を深めると住人の気分が少し良くなる
- 悪い王様と関係を深めると住人の気分が少し低下する
どちらも王との関係を深めるほど減税効果が高くなる。
王の交代はチャレンジ失敗で意図的に狙える
王の交代はチャレンジ失敗の時に一定確率で行われる模様。ただしチャレンジの失敗=ダイナスティレピュテーションの大幅低下(500程度下がる)なので、余裕があるときに狙った方が良い。