Kingdoms Reborn 紹介編

Steamでアーリーアクセス配信中のKingdoms Rebornの紹介です。

このゲームはアーリーアクセスでまだ開発が行われているため、この記事よりも後にいろいろ変わっている可能性があります。

どんなゲームか

コロニーシム&シティビルダーです。分類としてはRTSになります。プレイヤーは神視点で操作します。

ゲームの導入としては「世界に氷河期が訪れ、氷河期が過ぎ去り暖かさを取り戻したが人類はわずかな数しか残っていなかった。生き残った人々を導き文明を再興しよう!」という感じです。

集めた資源を使って家や加工施設などの建築を行い、働く人の割り当てや仕事場の優先度などを調整して効率的なサプライチェーンを構築します。

石を使って何かを作る施設があるなら持続的に石を供給する採石場が無いと加工材料が無くなって施設がうまく稼働しません。

プレイヤーは自勢力のリーダーとしての立ち位置です。自勢力下にいる人々は街の魅力がなくなると勝手に離反してしまうため、住みやすく働きやすい街づくりをしていくことになります。

ゲーム開始時点では文明レベルが非常に低く、狩猟や採取などで生活することになりますが、ゲームを進めるにつれて文明レベルが上がり、最終的には工場や研究所等の近代文明レベル

シングルプレイでもマルチプレイでも、終了条件は決まっています。

「いずれかのプレイヤーが世界遺産カテゴリの建物を4種類建てた」時点でゲームは終了となります。ゲーム終了時点で勝利点が集計され、勝利点が最も高いプレイヤーが勝利となります。

ゲームシステム

操作方法

マウス&キーボードのみ。いくつかショートカットがあるので覚えておくと操作しやすい。

シティビルダー要素

好きなものを自由に建てられるわけではない。「家」「道」「資材置き場」の3種類に関してはゲーム開始時点から自由に建てられる。

土地自体は広いが、ある程度の広さで区切られている。最初にスタート地点として選んだ土地から領土を広げていくが、領土の拡大にはお金が必要になる。

デッキシステム

人々が働く場所である「狩り小屋」や「釣り小屋」などは一定時間おき(ゲーム内ではラウンドと呼ぶ)に山札からカードとして選んで手札に取ることになる。狩り小屋を建てたければ山札から狩り小屋のカードを引き当てなければ建築指示を出すことすらできない。

ゲーム開始時点では山札から引けるカードの種類は少ないので引きたいカードが見つからないというケースは少ない。ゲームが進むにつれて様々な施設がアンロックされて行くが、アンロックされた施設のカードは山札からも引けるようになるため目的のカードを狙って引くことは難しくなる。先々を見据えて手札に確保していくのが重要。

地域特産品

石炭の鉱山や特定の農作物など、土地には特産品が設定されている場合がある。このような土地はゲーム初期に手に入れば有利になるが、土地の購入にかかる金額が高めに設定されている。

手持ちの資金と相談しながら慎重に見極めたい。

建物のアップグレード

建物はアップグレードできる。アップグレードを行うことでゲームが有利になる(生産性がアップしたり、材料の消費数が減る等)。各アップグレードには対価が必要になるが、アップグレード項目の内容によって様々な対価が要求される。

文明レベルと研究

ゲーム開始時点では文明レベルは最低の石器時代レベルからスタートする。家を建てて人が住むことで研究ポイントがたまっていくが、研究ポイントを消費して技術をアンロックしていく。町に住む人々が多いほど早く研究ポイントがたまる。

文明レベル自体も研究ポイントを消費して研究を行うことで上げることが出来る。各研究には前提となる条件が設定されていることがあるため、計画的に研究を進めていくことが重要。

他のプレイヤーへの干渉

領土をめぐって戦争を行って、領土を取ったりとられたりということが出来るシステムが用意されている。

逆に協調プレイによって他のプレイヤーを支援したり同盟を組んだりもできる。

戦争によって覇権を得る、協調しつつ相手を出し抜く、同盟を組んで他のプレイヤーを排除するなど様々な戦略が可能。

おわりに

コロニーシムのゲームとしてはかなり完成度が高い。飽きさせない作りにはなっているので、時間を置いてまた最初からプレイしても楽しめる。

自分の町に住む人々の動きを見ているだけでも楽しいので、ぜひプレイしてみてほしい。