Medieval Dynasry 攻略 2年目以降

Medieval Dynastyの攻略というか進め方について記載しています。

1年目はゲームに慣れるのが中心になることもあり、とにかく時間が足りずに中途半端になりがち。

2年目からはどうやって村づくりしていくかを考えていく必要があります。

はじめに

1年目の厳しい冬を乗り越えられれば、2年目の春に突入する。

2年目もゲームのサイクルはほぼ変わらない。

春夏秋冬の順にシーズンを過ごしながら住人を集め、家や職場や農地を整備して村の規模を増やしていこう。

税金

2年目からは毎年春になると税金の支払いが発生する。税金は前年の春~冬の税金が累積加算された金額が翌年の春に提示され、それを支払うことになる。

良くある間違い

管理画面を表示すると現在の支払わなければならない税金が表示されるが、この金額表示は冬が始まった時点では春、夏、秋の分のみの合算金額が表示されている。

冬になった時点では冬の分は加算されていないので、冬の分を計算せずに家を建てまくると冬の分が加算された際に税金額が膨大なものになってしまう。

冬になったら手持ちのお金と相談しつつ、翌年の春に税金が支払えるのか慎重に検討しよう。

各種職場づくり

2年目以降はプレイヤーを含む村全体での行動内容によって技術ポイントを蓄積させ、職場施設のアンロックやアップグレードを行っていくことになる。

畑関連

納屋と農舎で作業させる。納屋は脱穀や肥料づくりがメインで粉引きと家畜用の餌の生産もここになる。

農舎は畑仕事を行う人専用の職場割当用施設になる。

納屋で生産するアイテムが足りる場合は農舎に移ってもらって畑作業をしてもらい、逆に農舎でやることがなくなったら納屋に移ってもらって肥料や脱穀をしてもらうのが良い。

畜産関連

最も時間がかかりもっともエンドコンテンツに近い。畜産は大きく2種類の目的に分かれる。

  • 騎乗動物の飼育
    • ウマとロバが該当する
    • 畜産物は何も生み出さない代わりに動物に乗って走るよりも高速に移動できる
  • 畜産物の収穫のための飼育
    • それ以外の動物はこっち
    • ヤギと牛、ニワトリとガチョウ等同じ役割を持つが生産性能が異なる家畜が居る

個人的にオススメなのはロバ、豚、羊、ガチョウ、蜂

  • ロバ
    • 積載量が馬よりも多く、馬よりも安価に買えるので導入が簡単
    • 移動速度は馬の方が早いので、馬が欲しくなってお金が溜まったら乗り換えればいい
    • 肥料の材料として使える「糞尿」の生産はここ
    • 羊毛を生産するが、羊毛の刈り取りには専用ツールのハサミが必要
    • 羊毛から毛糸、毛糸から毛織物に加工することで金策効率がアップする
    • 羊小屋は最大収容数が多くヤギも収容できるので牛の代わりに飼育することもできる
  • ガチョウ
    • 卵と羽毛の生産
    • 卵は料理の色どりを添えるのに適している
    • ハニカム(蜂蜜)を生産する
    • ミード(蜂蜜酒)の原料であり、軽くて食べ物にもなるのであると便利に使える

牛とヤギに関しては牛の方がミルクの生産量が多い。同様に鶏とガチョウではガチョウの方が生産量が多い。ただし生産量に関しては配置した飼育人の農業スキルにも依存するので注意。

クラフト関連

工房と裁縫小屋は金策に、鍛冶屋は道具類の生産と金属バーの製錬作業、調理場は住人用の食べ物の生産を行う。

特に調理場は複数建てないと追いつかないことが多い。肉を焼くだけでは圧倒的に足りなくなるので、ポタージュや平たいパン等の消費ニーズ効率の良い食べ物を生産する方向にシフトしていくのが良い。

究極的には野菜スープ・小麦ロール・フラットパン等が主力になり、チーズは販売に適している。

工房は金策物の生産とバケツやボウルなど日用品の生産。販売物として序盤最高効率ともいえる木製容器の生産と、中盤以降の金策効率が高い花入り花瓶の生産が主力。

鍛冶屋は鉱山を開設してからが本番となるが、それまでは石製のツールと青銅と銅のツールを生産するのが主となる。洞窟で自力採掘するのは骨が折れるが、やれば確実に見返りがある。

鍛冶屋は金属バーの製錬のみを行う施設とツールを作成する施設の2つを用意するのが良い。

林業と鉱業

薪小屋は人が増えてくると1つだけでは薪と丸太の生産が追い付かなくなる。適宜増やすのが良い。

鉱業は掘削小屋による粘土と石灰石と石の生産、鉱山による金属鉱石の生産が主。

狩猟関連

狩猟小屋は皮と毛皮と肉のバランスを取りつつ生産する。便利だからと言って干し肉を生産するのはもったいない。自分で焼いてクラフトスキルレベルアップの足しにしたほうが良い。

釣り小屋は専用ツールの釣り槍が無ければほぼ何もできない。釣り槍はリネン糸が必要なので亜麻の栽培をしていない蹴れば作れないのがネック。冬場で採取が無いハーバリストに魚を取ってきてもらい、食料の足しにするのも良い。

その他

ハーバリスト小屋は毒矢の生産や各種ポーションの生産で活躍する。毒矢は原料に夏限定の野草である「ベラドンナ」を使用する。必ず集めておきたい。ポーションは「治癒のポーション」「スタミナのポーション」「夜間視界のポーション」が便利。

マーケット小屋は販売店。村で保存している品物を店頭に並べて売り、自動的にコインを稼いでくれる。

酒場はエンドコンテンツ。各種原料からお酒を生産する。

金策

序盤

農業安定前(自力で必要数の肥料の原料を揃えられない時期)は、クラフトしたものや拾い物を各地の村のショップNPCに売って日銭を稼ぐ。

木製容器や石ナイフが主力。裁縫小屋が建ったら毛皮の靴やコイフが主力になってくる。

中盤

農業安定後~村運営完全自動化前(鉱山と酒場未設置)はクラフトしたものをマーケット小屋で売ったりプレイヤーが馬やロバに積んで移動して各地を巡る行商で稼ぐ。

花瓶など個数が多く単価が安いものはマーケット小屋で売り、単価が高いものは自分で売って稼ぐ。裁縫小屋の生産品が本領発揮してくる。

クラフト原料をショップNPCから買い、完成品を売る加工販売が最も稼げる。チーズや花瓶はこの方法で作成するのが最も効率的に稼げると思われる。

農作物の販売に関しては亜麻の種が単価が高くオススメ。

終盤

ほぼ自動化が終わると何もしなくてもマーケット小屋からの収益で毎年2万~3万コイン程度稼げるようになる。

住人集め

1年目と基本的には変わらない。ダイナスティレピュテーションポイントが足りずに勧誘できない場合には、クエストやチャプターをクリアしてレピュテーションポイントを稼ごう。

 

ユニーク住人

妻から受けられるクエストなどでクエスNPCとやり取りをしていると村に加わらないかという勧誘の選択肢が出る場合がある。

NPC村の焚き火の周囲にいる旅人は話しかけるとすぐ勧誘可能だが、ユニーク住人は条件を満たさないと勧誘の選択肢が出ない。

ユニーク住人は各スキルの内、特化しているものがレベル6で即戦力として高い実力を誇る。

エスト等の会話の最中に「村に来てくれませんか」といった趣旨の選択肢が出る場合は迷わず受け入れても良いと思われる。

プレイヤーキャラの結婚と妻の出産

プレイヤーキャラは男固定なので、住人候補もしくは住人の中に気に入った女性が居れば会話の恋愛で好感度を高めて100になればプロポーズして結婚できる。

プレイヤーと結婚した女性は元から住んでいた家からプレイヤーの家に移り住んでくる。

妻に話しかけると色々なことが出来るようになるので結構便利。特に税金の支払いや王からの依頼であるチャレンジクエストのクリア報告を村に居ながらにしてできるので非常に便利。

妻に話しかけた際、子供を作るかの選択肢が提示される。同意すればその日の夜以降は妻が妊娠状態になり、1年後出産になる。

妻との離婚、再婚

プレイヤーキャラ限定で離婚する可能性がある。結婚した後は会話により好感度を上昇させることが出来ない。家族から依頼されるクエストの達成や贈り物でのみ好感度を上昇させることが出来るので、何もせず放っておくとどんどん好感度が下がりやがて0になる。一定値以下の好感度に割り込んだ場合、妻は子供が居たとしても子供を連れて出て行ってしまう(強制離婚)。離婚した後は独身だった状態と同じになるのでまた女性と恋愛会話を通じて好感度を上昇させ、プロポーズをして結婚という流れになる。

住人キャラクターの結婚と出産

住人NPCもプレイヤー同様に結婚と出産を行う。同じ家で男女が同棲していると、年齢が近いほど高確率で結婚する。

結婚した住人NPCの女性は一定確率で妊娠する。妊娠した時点から1年後に出産を迎える。一度の妊娠で生まれる子供の人数は1人のみである。

家の大きさによって、複数回妊娠する可能性がある。小さい家は3人用の家なので子供は一人が上限になる。大きい家は4人用の家なので、子供は最大2人になる。1人目の子供が生まれて2年経過すると再度妊娠の可能性が生まれる。

母親と仕事

このゲームでは子供を産んだ女性は専用職業である「母親」に2年間固定される。その間は全ての職業に就くことが出来ない。

出産による職場離脱が大量発生すると村運営が回らなくなる可能性があるため、妊娠が重ならないように村人の同棲タイミングをずらしたいなら別居用に家を作るなど工夫が必要。

チャプター関連

最初は建築物上限が15に増えるチャプター3のクリアが当面の目標。

その後はチャプター6まではスルスルと進むはず。チャプター7以降はゆっくり進めてもさほど問題ない。

 

エスト関連

ストーリークエスト、一般クエスト、家族からのクエスト、チャレンジクエストの4種類がある。

ストーリークエストはクリアまでの期限が非常に長く、いつやってもいい。一般クエストはその季節限り。家族からのクエストは少しだけ長いが期限は短め、チャレンジクエストは6季節の期限が設定される。

ストーリークエス

大きなものはウニゴスト物語とアルウィン物語になる。連続クエストかつ、続きをプレイするのに次のシーズンまで待つなど時間のかかるものが多い。

急いでクリアしてもすごい報酬はないので、時間を見ながらゆっくりやるのが良い。ぶっちゃけ5年~8年目くらいに暗るとやることがほぼなくなるのでそれから進めても全く問題ない。

ドブロニェガ物語だけは序盤の金策に使える。報酬としていくらかのコインがもらえるのでこれで防寒具を整えて冬に備えるのがオススメ。

最序盤での建物の立てる順番

この辺は好きにしたらよいが、建物数上限5の段階ではかなり悩むはず。

個人的にオススメなのは

  1. プレイヤーの家
  2. 住人の家1個目
  3. 薪小屋
  4. 狩猟小屋
  5. 資源ストレージ

の順。住人は男女1人ずつ勧誘して家に同棲させれば職場2か所の仕事を同時に進めてもらえる。ゆっくり進める場合は

  1. プレイヤーの家
  2. 住人の家1個目
  3. 狩猟小屋
  4. 資源ストレージ
  5. 食料ストレージ

になる。木はすべて自分で切って用意する必要があるが、序盤はそこまで難しくない(とはいっても丸太100~150本程度は必要)。

狩猟小屋を早期に建てることで肉と同時に皮集めをしてもらい、簡素な袋をクラフトして売り物にしたり自力の畑仕事を進めて食料の更なる安定化を進める。

おわりに

このゲームはエンディングという概念が無いので終わりがない。

住人用の余計な家は建てずに独力で過ごすというのもやろうと思えばできる。各々がやりたいようにやるのが最も良いだろう。

村運営を焦点にしてこのページは書いているので、基本的には住人を集めて村を作って繁栄させていくオーソドックスなプレイが最も楽しめるだろう。