アーリーアクセス開始時点でのSengoku Dynastyの村人関連について記載しています。
アーリーアクセス時点での情報のため、今後のアップデートにより大幅に変更される可能性があります。
ネタバレを含みます。
はじめに
メインクエストの進行により自由に村人を勧誘できるようになると、本格的な村づくりが始まる。
それまでにメインクエストの進行で強制的に村人となるNPCが2人居るが、今後はそれ以上に村人を増やせるようになる。
村運営で重要になるのは需給バランスの均衡を保つことにあるので、需給バランスには気を配ろう。
ダイナスティ貯蔵庫に関して
ダイナスティ貯蔵庫には2種類がある。
村に建てるダイナスティ貯蔵庫は表記が同じものが多いので混乱しがちだが、大元の貯蔵庫を建築で建て、各職場で貯蔵庫から出し入れしたい場合には職場にダイナスティ貯蔵庫の設備を設置することでわざわざ貯蔵庫の場所まで行かなくても済むようになる。
大元の貯蔵庫を村に建てる前に職場のダイナスティ貯蔵庫設備を設置しても正しく動作しない。
村人に必要なもの
家と食料と水が基本になる。そのあとは人数が増えるにしたがって新しい要求カテゴリが追加されて行く。新しい要求カテゴリが追加されるタイミングは新たな住人に家を与えた瞬間になる。村人が増えたタイミングでカテゴリが追加されていないからといって何人も勧誘して家を最後にまとめて作るということをやると痛い目を見るかもしれない。
村人のリソース消費に関して
現在の仕様ではどの順、どのタイプを優先して消費しているのか不明。
例えば「暖かさ」のカテゴリでは松明と各種木材があるがどの順で消費されているのかよくわからない。
水に関しても水以外の飲み物をどのような優先度で消費しているのか分からないため、優先的に消費してほしいものがあったとしても他のアイテムが消費されるといったことが頻繁に起こる。
村人に消費してほしくないものに関しては家または小屋に設置可能な収納用の俵(個人用俵ではない方)に入れておくのがベスト。
家(寝床の設定)
最初は小さい家しか家は建てられない。一人住まいの家なので一人1軒建てる必要がある。
小さい家よりも1つ上に普通の家があるが、これもまだ一人住まい用なので一人1軒になる。
家を建てたら住ませる住人を割り当てる。プレイヤーは家無しでも生きていけるが、家の割り当てを行えばプレイヤー自身を他の村人と同じように仕事の割り振りが可能になる。
食料
食べ物。時間とともに鮮度が落ちて腐るので、1度に大量の食料を確保しても消費仕切る前に腐ってしまうことが多い。季節ごとに食料を集めて枯渇しないようにしたい。
狩猟小屋で肉を集める仕事をしてもらい、焼いた肉にするのが主力になる。
水(アコと早百合の他に1人目が増えたタイミング)
井戸で汲んだ水を水貯蔵庫に入れておくだけでいい。井戸で水を汲むためには桶が必要になるが、桶は木こり小屋の木工作業台で作成する必要がある。桶は使い捨てなので水を消費した後には桶は残らない。季節ごとに桶を作って水汲みに利用することになる。
暖かさ(アコと早百合の他に3人目が増えたタイミング)
主に木材類と松明。効率的には木炭が最もコスパがいい。
木炭は鍛冶小屋の内部設備として設置できる炭焼き窯で作成できる。
修繕(アコと早百合の他に5人目が増えたタイミング)
板や木槌、金槌がメイン。住人の仕事では金槌作成が良いだろう。
健康
比較的楽に量産が可能な解毒薬がメインになる。現状は薬のバリエーションはあっても作れる種類が少ないのでこの段階まで人数を増やすのはオススメしない。
薬の生産に必要なもの
薬の生産には鍋付きの焚き火または囲炉裏が必要。
鍋は鍛冶で作成可能だが、ダイナスティレベル14達成のメインクエストを完了しないと作成できない。ダイナスティレベル14以下でも、各地のチェスト(やまとひつや俵)または商人が売り物としてランダムで持っていることがある。商人の売り物は季節ごとに変化することがあるので欲しいものがあれば何度も同じ商人を訪ねるのも良いだろう。
また薬関係ではひょうたんの作成が必要になるものがある。ひょうたんは木こり小屋の木工作業台で竹と藁を使って作成できる。
住人の要望を満たす
ニーズ量と消費量の切り替え
住人は季節ごとに水や食料なのを一定数消費する。これが消費量となる。
消費量は「最低限の量」と「満足な量」の2つを切り替えられるようになっている。
「満足な量」は緑色のマークで、住人たちは多くのリソースを消費するが、機嫌がよくなる。
機嫌をよくすると何が起こるか
住人の機嫌が「幸せ」以上になると仕事の生産量上限が少しずつ増える。逆に「怒っている」状態や更に悪い「落胆している」では仕事の生産量上限が少なくなる。
機嫌が良い状態を維持するためには資源を多く消費させる必要があるので、季節が切り替わる前には消費量のチェックをしておくと良い。
仕事の割り当て
家を与えた住人には仕事を割り当てられる。仕事の与え方には以下のステップを踏む。
- 職場を割り当てる
- 仕事の内容を決める(1つの職場で最大4つの作業を割り振れる)
- 仕事の内容によってツールが必要なものがあればツールを選択する
- ダイナスティ倉庫に入っているツールが選択可能
- 1つの作業につき1つのツールが必要で1つのツールを複数の作業で使いまわせない。
- 作業ごとに季節ごとで生産する数を指定する
- 生産物を貯蔵するためのダイナスティ貯蔵庫が建築済みであることが必要。木こり小屋で丸太を生産するなら木材貯蔵庫が無ければいけない。
仕事効率
ツールを使用するタイプの仕事は使用するツールの質によって効率が変化するものがある。例えば狩猟小屋で肉を生産する場合、石のナイフでは効率が50%で鉄のナイフであれば100%となり生産数の上限は倍になる。
沢山ほしいアイテムを生産する場合、よりよいツールを選んで仕事をさせると良いだろう。
腐食物について
腐食物は肥料の材料になるとアイテムに記載されているが、現在のバージョンでは肥料の生産が出来ない。
また腐食物は売却できないため倉庫をどんどん占有してしまう。
直接消す方法はないがやり方はいくつかある。
- 収納の個人用俵を設置し、中身に腐食物を入れた後個人用俵を建築の破壊モードで破壊する
- 家の収納を設置して中身に腐食物を入れて倉庫から隔離する
この辺がおそらく簡単にできる方法となる。いずれ必要になることには変わりがないため、腐食物を格納する専用の小屋を建てて俵に入れておくのも良いだろう。
メインで活躍する職場
主に人を置いておきたいのは
となる。特殊建築物の建設所は時間とともに建築現場が少なくなるため最終的には人を置く必要は無くなる。
木こり小屋
主に丸太を生産する。石の斧ではあまり量を多くとれないので鉄の斧が使えるようになってからが本番。竹も生産可能だが竹林で切ってきた方がたくさん集まるので村の位置と要相談。
このゲームは序盤から建築に大量に丸太を消費するため、人を増やし始める前に木こり小屋の2軒目を建ててプレイヤーとNPC住人の二人で丸太を生産してストックしておくのも良い。
木工作業台
主に桶を生産する。プレイヤーが木工作業台で生産する際にはツールは使用しないが住人が仕事で生産する場合には「ちょうな」を使用する。ツールの消費が気になるならここは仕事にせずプレイヤー自身が行ったほうが良い。
村人の要望カテゴリに健康が追加された後はここでひょうたんも作成する。
大工作業台
丸太を薪や板に加工する。プレイヤー自身が大工作業台で加工する際にはツールを使用しないが村人の仕事で行う際にはちょうなを必要とする。
狩猟小屋
生肉の生産がメイン。毛皮の生産も可能だが余程食料に余裕が無ければ使用しないレベル。
短刀を使用するのでなるべく良い短刀を使用したい。石の短刀では1作業あたり最大5~6個程度しか生肉が生産できない。
採取小屋
果物や野菜、キノコなど地面に生えているものを採取して生産する。食べ物がメインのように感じるがメインは草の生産になる。
草は藁にして使用するのだがリポップが長すぎるのかリポップしないのか、一度とった場所から生えてくることを確認できていない。近場の草が無くなると遠出する以外に対処方法が無いので採取小屋で生産できる草は貴重。
井戸
桶を放り込んでおけば勝手に水が溜まるのであまり重要度は高くないが、人が余っているならやらせると手間が省ける。
囲炉裏、鍋付きの囲炉裏
主に食料の調理。
プレイヤーが手動で調理を行った際には肉焼きには肉以外に枝を消費し、卵の調理には卵以外に石を消費するが、仕事として行った場合には枝や石を消費説に作成できるので消耗が少なく捗る。
採集で卵を入手している場合は調理した肉の一部を調理した卵にするのもよいだろう。
薬は鍋付きの囲炉裏でなければ仕事で生産対象にできないので注意。
特殊建築物に関して
特殊建築物はフィールド上の特定の場所に建築作業が行える作業予定地が設置されている。ここに特殊建築物の建設所を設置することで建築作業が行えるようになる。
特殊建築物の流れ
- フィールドを移動して特殊建築物の建築場所を発見する
- 建築場所に建設所を建築する(建設所の建築素材には竹10本が含まれる)
- 建設所に視点を合わせると特殊建築物を建築するための素材が表示されるので建設所に納品する
- 全ての建築材料を納品すると建設員が割り当てられるようになる
- 村の住人の仕事を建築したい特殊建築物に割り当てる
- 特殊建築物に住人の仕事を割り振った状態でいくつかの季節を経過させる
- 建築が完了
特殊建築物のメリットとデメリット
メリット
- 移動が少し楽になる
- 切り立った崖に建てる橋などは完成すると少しだけ近道になる
- 道なき道を最短距離で突っ走る場合はこの限りではない
- 1か所完成するごとにダイナスティレジェンドレベルが1上がる
- 近場に村を作れば村の外観を添えるのに少し役立つ
デメリット
- 特殊建築物の建築難易度に関わらずダイナスティレジェンドレベルの上昇が固定
- 建築期間が長く大量の人を占有する大きな橋や砕石所がつらい
- 砕石所と大きな橋は多くの人数を長期間拘束する
- 建築員に割り当てる前提で人を村に呼び込むと工事が終わった後に人が溢れすぎる
- 建築員に割り当てる人数を優先度が低い仕事をする村人から選ぶと、建築が終わるまでプレイヤー自身が行う作業が多くなる。
特殊建築物の種類
砕石所と大きな橋は表記揺れがあるが完成する建築物はほぼ変わらない。
小さい橋
もっとも素材が軽く、1つの季節を経過させると完成する。建築作業員も1人割り当てるだけで済むので比較的簡単。
要求素材が軽いと言いつつも丸太20本と板40枚が基本になっているため丸太の大量運搬がインベントリ的にきつく現地で木を切ることになりがち。
システムを理解する入門編といったところ。
物見やぐら
小さい橋よりも建築に必要な素材量が多い。特に藁を200個要求してくるのであらかじめ用意しておかないと結構しんどい。
建築作業員は一人で済むが、小さい橋よりも必要な季節経過数が多い。大体季節を3つ経過で完成する。
砕石所(鉄鉱石加工所の表記になっていることもある)
物見やぐらより更に必要な素材がきつくなる。鉄鉱石100個と丸太100個が鬼門か。
更に建築作業員が5人必要。5人に満たない数でシーズン経過させてもほぼ意味が無いと思われるが、もしかしたら少しは進捗しているかもしれない。
この建築物が完成しても特に何かクラフト品が作り出せることはなく、単なるにぎやかしのオブジェクトに過ぎない。
必要なシーズン経過は3つ程度。物見やぐらを作っていると段々感覚がマヒしてくる。
大きな橋
物見やぐらと砕石所の悪いところを両取りしたような大規模建築物。
大量の丸太に加えて大量の藁も必要。
建築作業員が6人必要で、必要な季節経過数はおおよそ4~6。
現在実装済みの特殊建築物としては最大規模になるが、得られるものも少ないのでぶっちゃけ外れ枠。
おわりに
村運営はダイナスティレベル14から本番といった感じではあるが、ダイナスティレベル7の時点でも十分に少人数での村運営が楽しめる。鉄ツールが出てくると一気に村運営がしやすくなるので鉄ツールは早めに抑えておきたいところ。