Clanfolk 攻略 ~ 1年目から使える小ネタ

私的攻略になります。

バージョン0.456準拠となります。

ゲーム仕様に言及している箇所があるためネタバレを含みます。

はじめに

ゲームスタート時からゲーム内で色々なことを試していると分かってくることがあります。

その中でも便利ものがいくつかあるため記載しています。

 

燃料関係

主に枝と泥炭が燃料として使われる。

木の伐採過剰に気をつける

暖を取るための燃料や食料の調理などで大量に消費される「枝」は木から採取することになるが、枝だけ採取した時には時間とともに木は成長するので再度同じ木から枝が獲得できる。

だがここで問題になるのはその成長速度である。このゲームは植物の成長速度がかなり遅い。消費ペースに対して成長速度が遅いため、1年目で住居周辺の木から枝を取り尽くしてしまうだろう。木を伐採することで更に枝は入手できるが、切り株から木が成長することはない。

木を植える

林業を考えた場合には収穫するだけでなく生育も必要となる。消費ペースが早く成長速度は遅いため、木の育苗は早めに着手したほうが良いと言える。ベリーの植樹も可能だがこちらも収穫できるようになるには年単位で時間がかかるので早めにやるといい。

泥炭地の再生には時間がかかる

主に泥炭ストーブで使用する燃料の泥炭は泥炭地から採取する。1度採取した場所からは時間を置かないと再度採取できるようにならない。この再生ペースは木の成長と同じようにゆっくりとしている。

大きな泥炭地から大量に採取できたからといって泥炭ストーブを大量に設置して過ごすと供給ペースを上回る速度で消費してしまうので注意が必要。

建築関係

石を集めて大きな石を生産する

大きな山の近くを住居に決めて穴を掘って中に部屋を作った場合は深刻な問題にはならないが、山が近くに無い場所で住居を作る際には大きな石の不足が深刻化しやすい。大きな石は山の採掘が最も手軽だが石の採取でも確率で生産される。

大きな石が沢山あることで石の壁と石の屋根によって建築もできる。

個室部屋を意識する

同じクランの住人同士ならばタコ部屋で寝ても悪い影響は少ないが、労働者や旅人など外のクランの住人はプレイヤーのクランの住人と一緒の部屋で生活すると不満を持ち評判が下がることが多い。

特に旅人はクランの収入源のひとつであるため特に気を配りたい。

個室トイレを作る

野外で用を足すのを見たり見られたりすると気分が一気に落ち込む。この落ち込みは無視できるものではなく、結構重要なウェイトを占める。

Hard難易度でやると子供ばかりなので作業効率はあまりよくないが、気分の落ち込みで更に作業ペースが落ちてしまうのは避けたい。

個室トイレは広いスペースが必要ではなく、便所を囲むように壁を作って明かり窓とドアを設置して屋根をつければそれでいい。ただし山を掘った場所や山の周囲の石地面には鍬で穴を掘った便所は設置できない。

個室寝室を作る

4マスか5マスくらいの空間の個室を作り、そこにベッドを設置して外部クランの人はそこを寝室に割り当てるといい。

「プライベートルーム」が住人のステータスに表示されていれば問題ない。

労働者の場合は「満足」のステータスが気分の上昇によって時間と共に増加していき最大になるとクラン内の異性と結婚が可能。クランに迎え入れる場合は労働者がプレイヤーのクランに加わって住人の数が増え、クランに嫁がせる場合は労働者のクランにプレイヤーの住人が所属するのでプレイヤーの住人が減る。

旅人の場合は「満足」のステータスが大きいほどクランの評価が上がり支払ってくれる滞在費の金額も増える。

夫婦寝室を作る

老人でない大人の夫婦は夫婦用寝室があると子供ができる。夫婦寝室の条件は以下の通り。すべての条件を満たしていると同じ夫婦で何度も子供ができる。

  • 個室に二人用の寝具が置かれている
    • 1人用の寝具2つではだめで「二人用の寝具」が必要
  • 子供がまだいない、または子供が赤ちゃんから若者に成長している
  • 夫婦両方の気分が一定数値を超えている
    • 大体7500が目安
    • 寒いときは毛皮の防寒具で気分が下がるので春の終わり~夏の終わりは満たしやすい
  • 寝室に夫婦以外の人間が居ない
    • 子供が一緒に寝ていてもダメ

耐火性能の高い壁や屋根で火災を防ぐ

このゲームでは屋根や壁はもちろんツール類や素材に至るまで「可燃性」のパラメータを持っている。可燃性が無いものは絶対に燃えないが、可燃性が僅かでもあるものは火の回りに置くと一定確率で火花から引火して燃える。

家の全焼という悲劇を防ぐためには「可燃性なし」の壁や屋根を使って建築するのが良い。

  • 石の壁、石の屋根
    • 丸太と大きな石で序盤から建築可能
    • 屋根が伸ばせる限界距離が2マスと短い
  • レンガの壁、タイルの屋根
    • 壁はレンガと粘土で作れるがタイルの屋根は瓦屋根なのでタイルの他に板と釘が必要
    • タイルの屋根が伸ばせる限界距離は3マスと石の屋根よりも優れている
  • 積んだ石壁
    • 石材ブロックと粘土で作れるので燃料なしで作れるレンガと言える
    • 見た目はレンガの方がおしゃれだが生産コスパに優れる

道を作って移動速度アップ

石の採取で大量に出た石の処理に困るなら砂利の道を敷くのがおすすめ。砂利の道は屋外の環境効果が良くなる他に住人が子の上を移動するとき移動速度が上がる。

最初は土の道でも十分効果がある。いい道を作れる素材が集まったら上位に作り替えればいい。室内もレンガの床やタイルの床にすることで移動速度が大幅に上がる。家の規模が広がるとただの移動も馬鹿にならなくなるのでなるべく早く移動できるように環境を整えたい。

食料関係

屋根付きの場所に保存する

大半の食料は雨にぬれると劣化の速度が加速する。屋根付きの場所を用意してそこに保存するのがセオリー。壁の外側に藁屋根や石屋根で雨が当たらないスペースを用意してそこを一時しのぎとして利用するといい。

室内は焚き火を使うような場所におくと室温の上昇で劣化が加速する。すぐに食べるものでない限り温めた空気が流れ込まない独立した部屋に保存するのが良いだろう。

氷室内に保管して食料の劣化を食い止める

食料は温度がマイナスの場所では雨に濡れない限り腐らない。冬の間に氷った桶を確保したら食料保管している部屋に沢山の氷桶を置くことで常にマイナスの室温に保つことが可能。桶置き場が無いと食料庫が全て氷桶で埋まってしまうので桶置き場は優先的に作るといい。

日持ちする食品を作る

日持ちする食品ですぐ作れるものは以下の2種類。

オススメはキノコだがキノコが生えている場所が近場にたくさんあるかに依存する。

  • 乾燥キノコ
    • キノコ干し台の建築が必要
    • 加工に燃料を必要としないが凍結する場所では稼働できない
  • 燻製肉
    • 燻製器の建築が必要(要:鉄塊)
    • 加工に枝を燃料として消費する

燻製肉は乾燥キノコよりも温度による劣化の進行が早い。キノコは温度による劣化スピードが他の焼いた肉や燻製肉よりも遅く、より日持ちする。

保存食品を秋に作るメリットデメリット

日持ちする食品を作っても冬場は気温がマイナスになって生肉も劣化しない。そのため冬場は生肉そのままでも長期保管に特に問題はない。

メリット

メリットとしては秋の間にため込んだ食料を冬まで持たせるという点にある。特に生肉や生のキノコは日持ちせずすぐに腐ってしまうので加工して日持ちさせるしかない。

保存食は作ったそばから食べても特に問題ないと私は思う。生産ペースが消費ペースを上回ればいいだけであって、秋に飢えを我慢しながら冬の食料を貯めこむのは理にかなっていない。

デメリット

冬場は枝を得るのも寒くて一苦労になる。寒さ対策が出来ていないと外を長時間出歩くことはできないので、肉を焼くための枝が足りない事態になると食料危機が訪れる。

また加工を先にやっておくことで冬が開けて春になったタイミングで余った食料を先に消費すればいいので食料を作る仕事をしなくても良くなる。

これは秋の終わりから冬の始まりにも同じことがいえる。冬ごもりの食料の支度が整ったら枝集めや干し草回収をメインに行って寒い中遠くに出歩かなくても済むようにするのが良い。

 

冬に加工して高く売る

乾燥肉は余ったら行商人に売ることもできる。特に冬場は燻製肉を高く買い取ってくれ、通常20コインで売れるところ冬場は40コインで売れる。

枝は暖を取るための燃料としても使用するので燻製肉の作り過ぎで暖を取るための燃料が無くなったということが無いようにしたい。

生活関係

複数の熱源設備を置いて暖房能力を上げる

部屋が大きかったり複数の部屋を通気口で繋いでいると1つの熱源では部屋全部が温まらないことがある。

これを解消するためには複数の熱源を置いて暖気するのが良い。可燃物ブロッカーを使えば火の回りに物が置かれることはない。熱源を1か所に固めて置いてうまく温まらない場合は複数個所に分けて設置してそれぞれの場所から暖かい空気を送り込むようにするといい。

飲み水確保

冬場の水確保だけでなく、他の季節においても水の確保は重要なウェイトを占める。

窯は水桶を優先して作る

水桶は中身に水を入れて置ける。水桶に水が入っていると住人は水桶からも水を飲む。このため冬の準備だけ出なくても鎌を作ったら水桶は優先して沢山生産しておきたい。

レンガやタイルもたくさん必要なら窯の増設も検討しよう。

湖の水飲み場の方が近い場合は水飲み場を使う。冬場は湖が凍結して直接水を飲めず、氷った湖で水桶に水を汲んでも凍った水桶が生産されるだけなので氷を溶かして飲む必要がある。

飲み水確保は水桶を使って分業化

水桶を家の中に置くことで起き抜けにわざわざ水飲み場まで行かなくても良くなる。水桶に水を汲む作業は採集に分類される。採集スキルが高い人ほど早く作業が終わる。分業することでスキル上げの機会が増え、時間の節約が出来ればその分をほかの仕事に回せる。

防寒具を作成して燃料の節約

衣服のクラフトによって温かさを確保できる。大きめの部屋だと冬の寒さが厳しい時期は熱を発生させる焚き火やストーブなどを複数個おかないと適切な温度まで温まらないことがある。衣服はそれを補うことができ、暖かい衣服で身を包めば暖炉やストーブの数を減らしても暖かく過ごすことができる。

暖かい衣類は毛皮や藁で最初は作るが、毛皮は狩猟でしか手に入らない。

ゲームが進行すると亜麻や羊毛からも作れる。亜麻はシャツやズボン、羊毛はマントや帽子となっている。

防寒具は重ね着できる

衣服のうちシャツとズボンはいわば肌着のようなものに近く、その上からチュニックやマントを更に着込むことができる。

  • 帽子
  • マント
  • チュニック
  • シャツ
  • ズボン
  • ブラッド

これらを同時に着ることができ、住人をクリックした際には装備スロットに衣服がいろいろと表示されているが、そこにたくさん表示されているほどたくさん着込んでいるということになる。

素材が心もとない序盤は狩猟で手に入れた毛皮を加工して毛皮の帽子とチュニックを全員に行き渡らせると同時に藁を集めてシャツとズボンを作るといいだろう。

衣服はブラッドの生産が最終目標

ゲームが進行して羊毛の生産と加工が出来たらブラッドの生産が可能になる。技術一覧が表示できるアイデアのツリーではかなり奥のところにある。

ヒツジの飼育などかなりハードルが高い上に加工設備もたくさん必要だが頑張って作ってみよう。ブラッドを着ることでクランの団結感はより強くなる。

楽器演奏で気分を盛り上げる

主にクラフトを行う作業場ではツールの他に楽器が作成できる。最初は楽器を作っても意味が無いと思うかもしれないが、楽器があることでメリットはいくつかある。

  • 楽器の演奏を聴くことで娯楽が満たされて気分が良くなる
  • 楽器の演奏を行うことで気分が晴れる
  • 気分が良くなることで作業効率やスキル経験値獲得量の低下を防げる

主に気分に関係しているが、気分というのは仕事を行う上での士気に当たるのでやる気と置き換えてもいい。住人はやる気に満ち溢れている方が作業効率が良い。