Clanfolk 攻略 ~ 1年目の冬を生き抜く

私的攻略になります。

Ver 0.456準拠になります。今後のアップデートまたはすでに先行実装内容が含まれているベータブランチのバージョンではバランスが大幅に変更されている可能性があります。

ネタバレを含みます。

はじめに

このゲームは初動~1年目の夏の終わりにかけて非常に忙しい。「Againset The Storm」で集落の立ち上げに慣れているプレイヤーだったとしても思うように機能がアンロックできずに立ち往生することもあるだろう。

難易度共通と難易度別(ニューゲームで選べるプリセットのクラン構成そのままもしくは多少アレンジする程度)で1年目の冬を乗り越えるために必要な戦略を記載していく。

難易度共通:冬の特徴を理解して対策する

冬は初見殺しの内容が盛りだくさんなのでなかなか厳しい。必要なものが全く揃っていないとクランメンバーは1~2日程度でなすすべもなく危篤状態に陥り動けなくなり、何もできないまま全滅するのを見届けることになる。

干し草や穀物の確保の困難化

藁の為に干し草を脱穀場で脱穀して使うのがチュートリアルで示されているのでそのままの流れを用いる人も多いかと思う。

冬になると干し草が取れる草原は刈り取りできなくなる。一部オーツ麦などはかろうじてわずかに刈り取りで収穫できる程度の状態。干し草の新規確保はほぼ絶望的になる。行商人が持ってきてくれることもあるのでそれに賭けるしかない。

秋が終わるまでに干し草500~3000くらいは欲しい。量にかなり開きがあるがこれは家畜が居るかどうかに依存している。家畜が多い(Normal難易度設定の羊の程度規模)と1000個程度の干し草では間に合わず尽きるだろう。この場合干し草は5000~1万程度は欲しい。2年目以降を見据えるなら草を植えて何度も収穫するのが良いので干し草から脱穀した種を穀物として家畜に与え、藁をある程度保存しておくのがおすすめ。穀物を家畜に与える場合は家畜用のエサ入れが干し草を優先的に食べようとする場合もあるのでそこは要注意。

水確保の困難化

冬はほぼすべての期間で湖が凍結したままになる。こうなると湖に水飲み場を設置して直飲みしていた人たちは水が飲めなくなる。

どうやって水を確保するかだが3パターンある。

  • 窯で水桶を生産して冬までに水汲みを終わらせてそれで耐える
    • 寒い場所に放置すると中身の入った水桶は時間とともに凍結して凍った水桶になる
    • 不足すると下のパターンに移行せざるを得ない
  • 「凍った水桶」を暖かい場所に置いて溶かして水桶にする
    • 多くの人がやることになるパターン
    • 空の水桶で凍った湖から水汲みをすると「凍った水桶」になる
    • 凍った水桶を温かい場所に放置するか調理設備で温めて水桶に戻す
    • 部屋の中にある凍った水桶は室温を下げる効果があるので暖房効率が下がる
  • 冬でも凍結しない井戸から汲み上げる
    • 1年目にやるには難易度が高いパターン
    • 石材ブロックが必要で他にも大量の資材は必要だが最も安定する。

基本的には秋までに窯で水桶を10~20個程度作って水を貯めておき、食料置き場に桶置き場を作って保存しておくことになる。冬になった段階で窯のアンロックが出来ていなければかなりまずい。すぐにでも作って粘土を集めて水桶を作る。炭焼きをしていないと窯でレンガやタイル、水桶は作れない。「炭焼き」「窯」「炭焼きに十分な量の枝」これらが揃っていないと冬の準備としてはかなり厳しい。

食料確保の困難化

湖が凍結することによりウナギ罠は使えなくなる。また狩猟に関しても獲物はかなり少なくなる。体感で2日に1匹程度の狩猟ペースになる。マップ全体で見ても2~3頭のシカ、キツネ、狼が居る程度。

清潔さの確保の困難化

ここが最もきついと思われる。清潔さは普段手洗い場で水浴びなり手洗いをして一定の数値を保ち病気になることを防ぐ。

冬場は湖が凍っていると水浴びできないので「浴槽」が必要になる。浴槽はインベントリにある水を浴槽に入れて使い、水は数回の利用で無くなるのでまた補充して使う。

住人には「清潔さ」のパラメータがあり、これは生活する中でどんどん汚れが蓄積して清潔さは少なくなる。浴槽が無いと湖に氷がある限り住人は自由に水浴びできない。

基本は燃料・食事・水の確保

燃料と食事と水は住人だけでなく家畜やペットにも必要となるのがポイント。

住人の燃料、食事、水の確保

水に関しては先に述べた通りなので割愛する。水桶が十分な数用意されていれば問題ない。食事は加工食品が日持ちする他に冬場は気温がマイナスに突入するので室内判定になっていない屋根付きの場所か、ドアなしで地続きになっていたり通気口によって温かい空気が流れ込まない独立した部屋に食品を置いておけばほぼ腐ることはない。

加工食品を作る場合は以下の2つがメインになる。

  • キノコを加工して作る乾燥キノコ
  • 生肉を加工して作る燻製肉
    • 加工設備の建築に鉄を使う

燃料に関しては枝を焚き火や各種調理設備で使う他、桶を作ったりレンガやタイルを作るのに必要となる炭の作成にも使う。その他には泥炭ストーブでは乾燥泥炭を使用して暖房として使える。

枝の消費を抑えられるのは泥炭ストーブなので泥炭を集めつつ泥鉄鉱を集めることも考えると泥炭ストーブがおすすめ。暖かさを発生させる調理設備や鉄焼きと併用することで泥炭ストーブの稼働率を抑えられることもできるので覚えておくといいかもしれない。

家畜やペットの燃料・食料・水

家畜は空気を温めるための暖房設備に必要な燃料、餌となる干し草や穀物、飲み水用の水が必要になる。

家畜小屋を独立させて建築している場合に内部を温める必要が出てくる。1年目くらいであればメインとなる住人用のタコ部屋寝室を家畜小屋と接続して通気口を使うなりして1つの暖気用設備で賄うのが良い。

食料は餌桶が作れればそこに餌を入れてなんとかなるが羊や牛などが沢山いると一瞬で無くなる。「干し草置き場」を使用して干し草を勝手に食べてもらう方が楽かも。

干し草を脱穀して藁と種子に分離したら種子だけを食べさせるということも可能。

水が一番問題になる。水は家畜用の水桶を建築して水を補充する。住人用の水だけでなく家畜やペット用の水が必要になるので十分に注意したい。猫はペット用の水桶でないと満足に飲めないかもしれない。

家畜は食料が足りず飢餓状態になると外へ出てわずかに地面から生えている草を食べることもあるが殆ど腹の足しにならない。さらにこれで消費された地面には次の年の春になっても草は生えない。

水が足りない場合は凍った湖に行き湖面を舐めて補給するが、水を飲むわけではないので水分補給の速度はかなり遅い。

水や食料が足りない家畜は外に出ることになるので狼やキツネなどの肉食動物に襲われる危険性がある。夜中でも普通に出歩くので羊とヤギは特に注意が必要。これを避けるためには家畜小屋の内部に必要なものをしっかり用意するのが良い。干し草置き場程度であれば入口の横に置いておきすぐ食べれるようにするのもアリ。

貸し宿や労働者の満足度を高く保つ工夫

看板を出して旅人がやってきてもわずかしかお金が得られず「食料を提供しているのにこれは意味がないのでは?」と思うこともあるだろう。これは仕組みを理解する必要があり、ちょっとした工夫でしっかりとお金を稼ぐことができる。

また労働者は住環境が良くないと満足度がモリモリ低下して不満を抱き無言で去ってしまう

住環境:プライベートルームを提供する

住人用のタコ部屋と同居させるのは最も気分の向上を阻害する。野外トイレで用を足すのを見たり見られたりで気分が落ち込んだ後にタコ部屋での就寝というコンボで大体満足度の大幅低下が起こる。

これを避けるためにも狭くていいので個人寝室を作るといい。大体4マスの空間があればベッドを置いてプライベートルームは完成する。空間がもったいなく感じるなら他に室内でなければダメな皮を干す台などを間借りさせてしまえばいい。よりしっかりとした部屋にするなら床をタイル床にしたり装飾品の毛皮を設置すればより高い満足度になるだろう。

生活環境:個室トイレの建築

トイレがいつまでもフルオープンの野外では満足度の低下は避けられない。狭くていいのでドアと壁と屋根で室内にしたトイレを作ろう。穴を掘っただけのトイレであっても個室にするだけで恥ずかしさによる気分の大幅低下は解消される。

便器はゲームが進めば作れるようになるが、この便器に設置するための糞尿を貯めておく容器は陶器で作る必要があり何回か用を足すといっぱいになるのでまた作る必要がある

労働環境:得意なことを優先

これは労働者のみに適用される。劇的な変化は感じづらいが、嫌いな仕事をさせると効率が悪い。少なくとも嫌いでない作業を優先してさせるべきだろう。

食料集めと建築

食料の保存と建築は切っても切り離せない。これは「食料を保存する場所が温かいと腐りやすい」という考えれば当然の理由。現代社会において野菜や肉の保存に冷蔵庫が必要なように、このゲームでも「なるべく温度の低い場所」かつ「屋根付きの室内」で保存したほうが長持ちする。

1年目は夏スタートなのでいきなり涼しい部屋と言われてもなかなか難しいが、秋が深まるにつれて外気温と室内温度は差がはっきりわかるほどになる。

食料庫はなるべく独立した部屋にし、涼しさが保たれるように他の部屋と通気口で繋ぐなどはしないほうが良い。外から直接入れるようにするとネズミが心配になるかもしれない。そういう場合は玄関部屋のような9マスくらいの狭い空間を用意し、そこにネズミ罠を設置して駆除するのが良い。食料庫入ってすぐと食料庫のドアの前の両方にも設置しておけばさらに駆除率は上がる。

食料の基本は狩猟と採取

採取はベリーとキノコ。狩猟は各種罠と野生動物の狩猟と魚釣り。最序盤はウナギ罠とを使いつつベリーやキノコを採取する。より糸が作れるようになるころにはウサギの住処やネズミを見る余裕も生まれてくる。

ネズミの通り道になりやすいドアの出入り口付近の壁沿いや穴を掘っただけの便所地点の周辺などにわなを仕掛けると割と引っかかってくれる。

ウサギ罠は巣穴の周囲に設置するが定期的に見に行かないと罠に引っかかったウサギが腐敗して無くなっていたり野生の猫やキツネに食べられて無くなっていたりする。

犬を連れての狩猟

野生動物を弓で狩猟する際に犬を連れていくと驚くほど効率的に狩れる。大人の鹿が1頭で大体肉が30~40個、更に内臓が8個程度取れる。ウサギだと大体6~8個の生肉で内臓はない。

毛皮はウサギと鹿の両方で取れるので最初はこの2種を狙うといいだろう。

冬の冷たい室温を維持する工夫

冬の間寒い中にのみ水を入れる桶を放置していると水が凍る。これを部屋に入れると気温の低下効果がある。常に暖気されている部屋ではほとんど効果を感じないが、扉で区切られた涼しい空間内であれば保冷器具として氷桶が活躍する。桶置き場1個か2個に氷桶を入れておけば1年程度なら持つ。さらに室温がマイナスであれば春の終わりであっても新たに水の入った桶を置くことで氷桶を増やすことも可能。

粘土周りの加工には窯の稼働が不可欠。窯はなるべく早くアンロックして稼働させたい。

日持ちする食品の生産を少しずつ進める

先にも挙げたが乾燥キノコと燻製肉は日持ちする食料として優秀。冬の間は暖かい室内に放置することが無ければ凍てつく寒さの中に放置しても基本的に腐ることはない。屋根がない場所では雨や雪で傷んでしまうのでそこだけは注意する。

燃えない壁や屋根でストレスフリーな建築

1年目で建築可能になる現実的な範囲では、燃えない壁はレンガと石の壁、燃えない屋根はタイル屋根と石の屋根になる。レンガの壁や石の壁で建築して藁の屋根にした場合、火花を散らす設備から屋根へは直接引火しないが、壁に可燃性のものがあったり床に可燃性のものがあるとそこから燃え広がって屋根に引火する。特に気を付けたいのが窓と通気口で、これらのそばに火花を散らすものを置くと最初は問題なくても時間とともに燃えやすくなり最終的に激しく燃え広がる。

レンガの壁とタイルの屋根のアンロック

レンガの壁はレンガを200個生産することで大体アンロック可能。他にも条件はあるがレンガ200個が満たせればほぼ可能なレベル。

タイル屋根はタイルを200枚生産しなければならない上に板と釘の生産も必要。特に釘は建築にも必要になる。

タイル屋根で全面覆うことを考えると大量の釘が必要になる。大きな石が大量にダブついているならある程度の範囲は石の屋根にしてそこからタイル屋根を伸ばすといいだろう。

レンガ壁で本格的な建築を進める

レンガの生産に余裕が出てきたらレンガ壁で自由に壁を作って間取りを考えて建築する余裕も出てくる。

火の出ない服飾関係や製材場や脱穀場などは室内にしてしまったほうが冬場の作業も捗る。

火の出る鍛冶場を室内にしたい場合には屋根と壁を不燃性のレンガ壁とタイル屋根で作るのが良い。万が一のことを考えると火の出やすい場所とそれ以外の場でで使う藁屋根の範囲ではタイル屋根で区切って延焼しないようにする工夫もオススメ。このゲームの建築はマス目で区切られているので1度の出火で全焼しないようにするには延焼を食い止めて広がらないようにするのが最も効率が良いと言える。

難易度別戦略:Easyのプリセット設定

Easyのプリセットは老夫婦と大人夫婦とその子供、更に鶏が数羽の構成。

マンパワーとしては大人が4人いるので荷物運びの移動もスムーズ。何よりある程度スキルが成長した状態でスタートするので序盤に多く作業するであろう採取と収穫がかなり早い。Easyはマンパワーが高いので立ち上がりは高速に進められる。

山が近ければ山の中を掘って仮の寝床にするのが良いだろう。大きな山ならそのままメイン住居になりえる。

鶏を増やしてお金や肉に変える

鶏は増えるペースが早く卵の生産もしてくれるので食料が楽になりやすい。ヒヨコが成長してから売るのも良し、大人期間が僅かになった老鶏を売るもよし、絞めて肉に変えるもよし。

畜産には飼育小屋となるスペースの建築が必要。山をくりぬいている場合でもドアや小動物のドアは必要。内部に動物のベッドを敷き詰めれば動物は我先にとやってきて寝るだろう。

ベッドが用意されていない家畜は増えないし生産活動もほぼないので寝床の確保は重要。

夫婦寝室で人口を増やす

ある程度アイデアによるアンロックが進んでくると二人用ベッドが出てくる。二人用ベッドは夫婦が子づくりするのに必要。赤ちゃんは老夫婦と一緒に寝かせ、若い夫婦だけの個室を二人用ベッドを置いて用意するといい。

食料確保を狩猟メインで進める場合は犬を飼う

犬は狩猟用の猟犬になるほか冬場で肉食動物が家畜を狙ってくると迎撃して仕留めてくれることもある非常に優秀なペット。できればオスメスで飼い、二人で狩猟に向かったり1頭を狩猟に付き添わせてもう1頭は家畜の板をさせるといった柔軟な方針が出来る。

 

難易度別戦略:Normalのプリセット設定

大人夫婦と子供と羊沢山。この難易度は羊による肉の確保と羊毛による服飾への移行のしやすさがウリ。

狼対策を兼ねて犬を飼う

羊をガードするために犬が欲しい。居なくても何とかなることが多いが居ればかなり安心できる。

最初は人手が少ないので狩猟に出かけることは少ないだろうが狼やキツネは狩猟しないとどんどん寄ってくる。羊が食べられて悲しいことにならないように対策したい。

猫を飼う

初期人数が足りないので野良猫を手なずけられるなら狙ってみるのもいい。子猫を買って育てればいずれ親猫になる。猫は家の内外を問わずネズミを狩ってくれる他に大人になった猫はふらっと出かけてウサギを狩って寝床まで持ってくる。一切狩猟に出かけなくても毛皮が自分たちの服や毛皮毛布に必要な分がある程度溜まるので結構オススメ。

冬に向けて干し草をたくさん集める

羊を維持するためには大量の干し草が必要。このため干し草がうまく集まらなかった場合は適宜間引いて肉に変えて口減らしを行うといいだろう。

干し草だけなら秋の終わり時点で2500~3000は欲しい。必要なら夏の間に干し草の種を農地に植えて干し草を増やしてもいい。

冬は巣ごもり

冬は室内もしくは家の周囲で出来ることを優先的に行う。労働者は全て解雇して人を少なくすれば食料が減るペースも下がる。

天気がいい日は狩猟に出かけて肉を追加入手しつつ春序盤の食料として活用する。

空いた分の寝室で宿経営

冬に労働者を解雇すると必然的に寝床が空くことになる。旅人を迎え入れて宿でお金を稼げば春までにはそれなりのお金が溜まるだろう。労働者で出て幾分よりは少ないだろうが同じ量の食料と水を消費するならお金がもらえる宿経営での旅人相手の商売の方が楽。

難易度別戦略:Hardのプリセット設定

初期メンバーに大人がほぼ一切いない。リロールすれば出るかもしれないがそれも厳しい。

Hardは初期の立ち上げが赤ちゃんの世話を若い住人がひたすらしなければならないのでとにかく労働力不足に陥りやすい。しかし食べ盛りの年齢なので食料の減るペースは結構激しい。採取もいいが効率良く狩猟をするといい。

犬を飼う

これは初期のクラン構成変更時に犬を加えるのもいい。犬は食料として肉やウナギを食べるのでウナギ罠で生ウナギの生産をしてもウナギが間に合わないということも頻発するが、狩猟効率は圧倒的に上がる。特に鹿狩りで威力を発揮し、狩りをする際に1射か2射して当たらなくても犬が追撃して仕留めてくれる。後は運ぶだけなのでかなり簡単。肉やウナギが不足しているときにはウサギが複数引き群れているところに向かえば狩ったついでに余ったウサギを犬が仕留めてその場で食べてご飯になるというラッキーチャンスも生まれる。

初期の構成に鶏が含まれるはずなのでその番犬としても頼もしい。

食料と燃料を安定させる

狩猟で肉を用意ししたら焼くための燃料も欲しい。枝採取で足りなくなりそうなら木の伐採もして集める。木は全て切って更地にするやり方もあるが、通り道を綺麗にする程度にしておくと毎年枝が取れる。

泥炭地からの泥炭集めも早めに着手しておきたい。

寒さ対策をしっかりとする

若いメンバーは働ける状態といっても子供なので冬はとにかく体調を崩しやすい。最初は藁と乾燥した毛皮で防寒具を作ることになるが藁は葦を刈り集めるのが効率が良い。足は一度刈り取った後に農業仕事で植え付けが出来る。夏の最初に刈り取ってすぐ植えれば夏の終わりにまた刈って植え付けをし、秋の終わりにもう一度刈れる。このくらいやれば後は行商人から少量買う位で服と初期の屋根程度分は大体足りる。

冬に備えて泥炭ストーブ2つくらいを同時稼働させてしっかり部屋を温める態勢を整えたい。

労働者を早めに雇い入れる体制を作る

子供だけではやはりきつい。労働者を雇用して人手を補いたい。求職ボードを設置したはいいがお金が無いということも往々にしてある。

宿経営するにしても結構きついのだが、最初は労働者を維持する分を貸し宿で稼げるように労働者用の寝室と貸し宿用の寝室を2個できれば作りたい。

大人が加わると作業ペースはかなり早くなる。元手は初期だと石を集めた際に出た余るであろう石を売るのが良い。

鶏の頭数管理や卵の管理をする

ニワトリ小屋は早めに作ると卵で食料を供給できる。鶏が卵を産むペースは非常に早く、昼に交尾をして夜には産んでいるようなペース。雌鶏が2羽いれば毎日卵が1個くらい手に入る。

受精卵は設備の解体コマンドと同じボタンで食用の卵として食べられる状態になる。卵はこのゲームだと生卵のままでも食べられるため、調理済みよりは効率が落ちるが緊急時には生卵のまま食べて飢えを一時的にしのぐということもできる。

頭数管理に関しては夏~秋に生まれたヒヨコが冬の終わりくらいには若鳥に成長するくらい。春になったら大人になり積極的に卵を産んでくれるだろう。冬にヒヨコを増やし過ぎると餌や飼育スペースの関係上かなり苦しくなる。春になって若鳥が成長して大人になったら老鶏を屠殺して春の初期食料不足を解消するといいだろう。

難易度別戦略:Very Hardのプリセット設定

初期が大人一人と猫たくさんというピーキーな設定。素材集めスキルやクラフトスキルに大嫌いが設定されていると苦しい。

半面お金は沢山あるので行商人を呼び寄せて気ままに行商や宿経営ライフを送るというのも出来なくはない。

最初はウナギ罠か採取で食料集め

最初期は採取で少しずつ集めて食べるのが良い。一度にたくさん取っても夏は暑いのですぐ傷んで食べられなくなる。

肉切り台を早めにアンロックする

室内の寝床が確保できてしまえば食事はウナギ罠でも十分なのだが、とにかく猫がウサギやネズミをしとめて寝床に運んでくる。多い時では毎日のようにウサギを狩って持ってくるので肉切り台が無いと死骸の山が積み上がることになる。

人手も足りないので死体置き場が活躍する。

労働者を雇って作業効率を上げる

肉切り台と掲示ボードがアンロックできればあとはお金無双の時代が到来する。求職ボードには大きな石が結構な数必要なのでそこは注意。

労働者を雇ったら宿経営にも着手したい。初期の所持金は多いが減る一方ではすぐに底をつく。幸いにして初期人数が少ないので住人用のベッドの数が少なくて済み、宿用の部屋やベッドのための藁はすぐに捻出できる。最初は藁壁と藁屋根で個室トイレと個人寝室を用意すれば問題ない。燃えやすい建材を使用する際は火を近づけなければいいので母屋から離して建てるのも有効。

家畜を買うなら犬も飼いたい

もし家畜を買うのであれば犬も欲しい。特に羊・山羊・鶏はキツネや狼などの野生肉食動物に襲われやすい。家畜番の目的で犬を飼うと安全面は向上する。

1年目に結婚を目指す

子供を育てることを考えると1年目に結婚を目指したい。労働者を長期で雇うなら結婚相手になる異性がおすすめ。結婚すれば賃金なしの労働者が2人に増えるのでかなりやりやすくなる。このゲームは子孫を残して一族を繁栄させるのが趣旨であるためずっと独り身で老人になるとほぼ全滅ルートが確定する。

おわりに

最初はとにかく忙しくやることが多すぎる反面、安定してくると4倍速でボーっとしてても特に問題なくなる緩急の差が激しいゲームであるように感じる。初動が肝心とはよく言ったものでこのゲームももれなくその類であると言える。

1年目は鉄ツールの開放が出来ないとかなり苦しいが、泥炭ストーブならまだ何とかなるレベル。なので頑張って泥炭を集めるのが良いと思う。

今回の範囲では農業はほぼ触れなかった。農業関係はしっかり操作しないと自動でやってくれないので2年目以降で余裕が出てきてからのほうが良いだろう。

子孫繁栄のための足掛かりになれば幸いです。