Enshrouded ~ 紹介編

Enshroudedの紹介をしようと思う。

2024年1月に早期アクセスが開始されたサバイバルクラフト要素のあるソウルライクのアクションゲームである。

背景ストーリーや世界観についての記載も軽くしています。

どんなゲームか

オープンワールドのサバイバルクラフト要素のある3Dアクションゲームです。実質的にマイルドになったソウルライクなゲーム。

近しいところだとValheim。渇きや飢えの概念はありませんんが、食べ物を食べたり飲み物を飲むことでバフが得られ、敵との戦いを有利にすることができます。

拠点を中心に様々な場所を探索し、滅んでしまった世界の文明の足跡を辿ったりしながら「シュラウド(霧)」が広がらないように食い止めるために戦うという感じ。

ストーリーは進めても進めなくてもさほど影響はないのでゆっくり自分のペースで進められる。

プレイヤーは「フレイムボーン」と呼ばれるシュラウドに対抗するために調整された改造人間で、他にも各地で眠りについたままのNPCフレイムボーンが居て眠りから覚ますことで拠点に呼んで拠点の発展を協力して行うことができます。

背景ストーリー

オープニングで説明されますがざっくりと。

「エリクサー」と呼ばれる不思議パワーを持つ液体が発見された世界で、エリクサーが湧き出る各地でより多くのエリクサーを得ようと採取し続けたら「シュラウド」という魔法的な致死性の霧が発生してしまった。霧が各地を侵食し続けた結果、人類文明はほぼ滅んでしまったという感じ。

ゲームシステム

キャラクタークリエイト

パーツや性別等の調整項目があります。高度に自由な調整はできないため極端に高身長だったり恰幅のいい感じにはできません。

雰囲気はダクソ1くらいのテイスト。

素材集め

ツール採取と素手採取、更に宝箱や破壊可能オブジェクトから入手します。毛皮など敵からしか取れない素材も多くあります。

集めた素材をクラフト作業台や加工設備を利用してクラフトや建築をしていきます。

建築関連

基本はグリッド制です。1m×1mのグリッドが基準になっていて、円形だったりひし形が難しいです。屋根もこのグリッドがベースです。

建築自体はパーツを組み合わせて好きな形に出来ます。設置したものは空中に浮く仕様なので建築仕様はクラフトピアが近いかもしれません。

ただし建築は拠点に設定した場所でしか行えません。

建築素材

最初は石・木・植物繊維程度しか利用できませんが、探索で手に入れた様々な素材を建材に利用できます。ゲームが進むといける範囲がどんどん広がるため、様々な素材を集めて建築の建材に利用できるものを増やすのもこのゲームの楽しみの一つと言えます。

職人NPC

各種職人の技術を持つNPCが各地で眠りについています。眠りについている場所まで赴き眠りから目覚めさせることで拠点で活躍します。

NPCは異なる技術の職人で、NPCを拠点に呼ぶことでプレイヤーに力を貸してくれます。鍛冶の技術を持つNPCが居ると竈や鍛冶台などが利用できるといった感じです。

サバイバル要素

緩いですが以下の要素があります。

  • 昼夜の時間経過
  • 食料や飲料によるバフ
  • 拠点の充実度合いによる休息バフ

飢えや渇きによるデメリットはありません。食料や飲料のアイテムのバフ管理が中心になります。無くても死ぬことはありませんがあったほうが格段に楽に進められます。食料や飲料にはカテゴリがあり、カテゴリごとに様々な効果が得られます。

  • 肉類
    • HP増加、スタミナ増加が中心
  • 飲料やスイーツ
    • スタミナ回復速度上昇が中心
  • 果物類
    • HP自動回復効果

といった具合にカテゴリごとに食料や飲料を持ち歩き適宜使用します。

HP回復手段は食べ物によるHP自動回復効果、回復アイテムによる持続HP回復効果と即時回復効果の3種類が基本になります。

ベッドで寝たりHP回復効果のない食べ物を食べるだけではHPは回復しないため、持続HP回復効果のある食べ物を食べて時間経過を待つのがローコストなHP回復手段になります。

拠点にベッドやテーブルなど調度品を置くことで、休息度合いが上がり外に出かけた際のスタミナ効率が良くなります。

農業

ゲームが進むと出来るようになります。

  1. 育苗用の設備で作物から苗を作成
  2. 苗を地面に植えて成長するまでひたすら待つ
  3. 育った作物を収穫
  4. 1に戻る

このサイクルでどんどん増やせます。作物は調理することで性能が格段に上がるのでより高いバフを受けて探索や戦闘を有利に進めることができます。

探索システム

マップは固定です。どこに行けば何があるかはマップに依存しているためすべてのプレイヤーが同一のマップをプレイすることになります。

かなり遠くまで見通せるのでスペックが足りないとカクカクするかもしれません。

マップは探索済みの場所は明るく詳細に表示され、未探索エリアはグレーで表示され何があるかわかりません。

探索用ツール

  • 専用の掴み場所に引っ掛けて移動できるフック
  • 滑空移動が可能になるグライダー
  • 鍵付きの扉や宝箱を開封するためのピッキングツール

があります。乗り物は無いので高所に登ってグライダーで滑空移動するとより遠くの場所まで高速に移動できます。

ファストトラベル

ゲームがある程度進むとファストトラベルが解禁されます。

自由にワープできず、拠点とランドマークとなる特定の建物のみがファストトラベル可能なポイントになります。

ランドマークとなる建物は高所にあることが多いため、ここからグライダーで滑空移動を行って探索範囲を広げるといった使い方が可能です。

シュラウド

このゲームの特徴的な点です。フィールドには通常エリアの他に霧が満ちているシュラウドエリアがあります。

シュラウドエリア内は滞在時間に制限があり、滞在時間を超えるとHPやバフに関係なく即死します。滞在時間は最初はかなり短いです。滞在時間はゲームの進行とともに徐々に長くなっていくほか、アイテムやオブジェクトの効果によって一時的に滞在時間を延ばしたり経過した滞在時間を補充してより長く探索することもできます。

シュラウドエリア内でも特定の場所やオブジェクト効果によっては霧を晴らして通常エリアに戻すこともできます。通常エリア内であればシュラウドエリア内の滞在時間が回復してひと息付けるので、シュラウド内の探索では特に重要な場所になります。

谷地や平野の盆地などは霧が満ちたシュラウドエリアになっているため無計画に滑空で突撃すると脱出する前に死んでしまう可能性があります。シュラウド内ではファストトラベルが出来ないため、脱出経路を確認したうえで探索することが重要になります。

マルチプレイ

最大16人までのマルチプレイが可能です。マルチプレイでは一人のプレイヤーが死んでしまっても他のプレイヤーに蘇生してもらうことができます。

探索効率もマルチプレイではかなり上がります。

夜の高速スキップは全てのプレイヤーがベッドで寝る必要があります。