私的攻略になります。
バージョン1.1.4準拠です。今後のアップデートにより内容やバランスが大幅に変更される可能性があります。
ネタバレを含みます。
はじめに
桟橋からガレオン船へと向かうと様相は一気に様変わりする。桟橋から船に向かうと最初は船倉に辿り着く。
ここからは更に強力な敵がひしめくと共に、船内から甲板に辿り着いてからはストーリーのクライマックスへと突き進むことになる。
ここでは船倉~闘技場5回戦と大異形戦を記載しています。
ガレオン船の構造
ガレオン船は「船倉」「ラウンジ」「甲板」「闘技場」からなる。闘技場は甲板のイベント戦専用エリアであるため事由に行き来はできない。
船倉はラウンジへと進むための中継地点であると共に、様々なNPCが居る。ギルド外依頼を発生させるNPCがちらほらいる。
ラウンジは甲板に上がる人を選別する意味合いも兼ねる。また甲板上で行われる闘技場の試合とも密接にかかわる。
甲板はエンカウントは無いが闘技場受付が居て対戦を申し込むと試合が組まれる。交易水路のストーリークリアのためには闘技場の試合を全て勝ち抜く必要がある。
ストーリー攻略:ガレオン船内
出現モンスター
6丁目までのモンスターに加え、以下の敵が追加される。
- サキュバス:魅了や睡眠に加えマナやオドを吸引する攻撃と魔法による攻撃を持つ強敵
サキュバスはWizardyシリーズの多くのタイトルでは気軽にレベルを吸い取るエナジードレインの使い手だったが、この時点で登場する個体はエナジードレインは使用しない。その代わりにオド吸引とマナ吸引を行う。サキュバスは行動速度が早く、先行するためには行動速度60程度は欲しい。誘惑で魅了状態にして同士討ちも狙ってくるため非常に厄介なモンスターとなる。
運が良ければ一度も会うことが無く甲板までたどり着ける。
リザードマンチャンピオンはラウンジで3体同時に出現する編成が存在する。このエンカウントパターンは装備やレベルが十分でないと非常に厳しいのでリザードマンチャンピオンとの戦闘に慣れないうちは逃げてもいいだろう。
交易水路:船倉
グネグネと曲がりくねっているが基本は一本道。重要NPCとして以下がある。
盗賊風の冒険者からはギルド外依頼を受注でき、受けると盗賊の鍵がもらえる。この鍵は交易水路の一丁目から六丁目までの鍵のかかった扉を開けることが可能。
リルケットは闘技場の試合に関わる様々依頼を受けることになる。
交易水路:ラウンジ
やることとしてはまずハーケンを目指す。ハーケン目前のところで仮面をつけたNPCが居て通行証が3枚無いと通さないと言われる。この会話が発生するとこのフロア内にNPCが3体追加される。通行証を手に入れる為にはこの増えたNPCと戦闘を行い勝つ必要がある。水没する部屋にもいるので戦う前に水抜きをしてから戦うのがおすすめ。
重要NPCとしては以下が居る。
- 料理長
- 歌姫マリン:料理長と同じ部屋にいる
- レバーを守る戦士
- 喉を壊す料理の給仕:料理長と同じ部屋にいる
料理長はお金を払うか食事券を渡すことで料理が食べられる。常設メニューと素材持ち込みのおすすめメニューがあり、基本は常設メニューをお金を払って食べる。料理を食べると内容によってHPの他にSPやMPを回復することが可能。
歌姫マリンとレバーを守る戦士は闘技場に関係するので甲板に上がるまでは会話内容はスルーしていい。
喉を使えなくする料理を提供する給仕は特定の段階までストーリーが進行しないと出現しない。
常設料理の効果
- サハギンのサラダ:HP回復中、SP回復中、MP回復小
- サーモンっぽいカルパッチョ:HP回復大
- バニーのフリッタータ:HP回復大、MP回復中
マップ埋め中や通行証集め中はいちいち街に戻るか料理を食べて一気に進めるか考えて進めたほうが良いだろう。
交易水路:甲板
闘技場の受付と予想屋が居る。まずは受付に話しかけて試合を組んでもらう。対戦相手が分かったら準備を整えて試合へ進む。
ストーリー進行のためには5回戦を勝ち抜く必要がある。
重要NPCは以下。
- 受付:闘技場の組み合わせを決定し、再度話しかけると試合開始
- 予想屋ギギ:対戦相手が決まった後に話しかけると対戦相手の情報が得られる
- 火薬庫ブッチ:歌姫マリンにぞっこん
- 尋ね人(王都で受けた尋ね人の依頼によって名前が異なる)
尋ね人は一定以上ストーリーが進行しないと出現しない。
ストーリー攻略:闘技場
闘技場の試合は何でもありのイカサマ試合が多い。対策なしで挑めばあっという間に全滅するだろう。
主人公にはカースドホイールがあるため、最初は無策で対戦して死んだ原因から対策を練るパターンで勝ち進んでいく。
負けパターンでの注意点
このゲームは主人公が死亡した時点で戦闘敗北となるが、闘技場で敗北した場合は基本的に再起は選べずその場で死を選ぶことになる。全滅する過程で主人公以外のキャラクターが死亡していると寺院などを利用して蘇生する必要が出てくる。
そのため負け試合であったり無策で突っ込んで敵の出方を調べるときには主人公1人で試合を行うのが良い。
闘技場1回戦
悪臭のレブロプスが相手でこれはどのルートも固定。最初は情報もないのでとりあえず突っ込む。
無対策だと何もできずに攻撃を受け続けて全滅する。
- 対策1
- クエストが出るのでこなすだけでいい。戦闘がありエント1体とエンカウントするがここまで来たプレイヤーなら負けないだろう。
- 対策2
闘技場2回戦
七丁目の桟橋に居るボニーとクライドへどのような対応を押したかで対戦相手が変わる。
- ボニーの意見を支持:対戦相手はボニー
- クライドの意見を支持:対戦相手はクライド
- 話さなかったor特殊条件1を満たす:異形の群れが相手
- 特殊条件2を満たす:対戦相手はボニー&クライド
対策は特にない。とにかく実力勝負となる。特殊条件を踏んでしまって闘技場の試合に勝てない場合はカースドホイールで七丁目に戻ってやり直すといい(「巨大なガレオン船」にジャンプする)。
闘技場3回戦
尋ね人の依頼を何を受けたから対戦相手が変化する。さらに対戦相手を聞いたときに専用イベントが発生し、火薬庫ブッチの対戦が見られる。
2回戦目の終わりと火薬庫ブッチ
火薬庫ブッチの対戦を目撃するイベントは初回だと必ず尋ね人が死亡してしまう。
この状態で勝ち進んでも交易水路の大異形を倒した後に確定死亡コースになってしまうため、尋ね人の依頼を完遂するためにはカースドホイールで戻る必要がある。
確定死亡コースを見るかどうかは判断が分かれるが、確定死亡コースを経由すると交易水路の入り口に強制的に戻ることになる。
ブッチ対策
リルケット商店で依頼をこなす。依頼の過程で王都へ行き、港町に戻ってくるとイベントが発生して町はずれのハーケンが使えなくなる。一丁目のハーケンも復元されていない状態になるため徒歩で向かうことになる。
リルケットに依頼を報告してブッチへアイテムを納品する際に火薬を全て寄こすように持ち掛けると対策済みになる。
3回戦の対策:王女ルート
尋ね人の依頼をどの依頼主から受けたかによって変わる。ここでは王女から受けた際を記載する。
対戦相手は嘆きのシャグディスになる。最初は対戦相手が非常に強いため一方的に倒されるという展開になる。
- 対策1:ピカレルに相談
- ルルナーデと対策を話していると自動的に進むので特に何かする必要は無し
- 対策2:途中棄権させる
- ピカレルから依頼を受けることで進む
- ウサギの肉と野良ニンジンを集める
- 王都の寺院に納品して階級印一覧の書類を入手する
- 階級印一覧の書類を入手したら甲板に戻りピカレルに渡せば完了
- ピカレルから依頼を受けることで進む
対策を完了していると戦闘開始から数ターンで対戦相手が棄権して勝利になる。攻撃はかなり苛烈なので前列は常時防御でいい。
闘技場4回戦
対戦相手は「死に損ないのゲッシ」。交易水路に出てくる槍持ちのサハギンの超強化版といった感じ。
無対策で挑むことになる初見では最初から水中戦になる。ゲッシは水中適性があり超強化されるため、もともと高いステータスが大幅に強化されてかなり厳しい戦いになる。水中戦で勝てれば専用の会話が挿入されるが、対策することで楽に戦える。
- 対策1:水中戦から地上戦にする
- 船倉エリアのレバーを操作することで水中戦に変える仕組み
- レバーの番をしているNPCに食事券を渡すと居なくなり事前に逆方向に操作可能
- 元々の位置から操作しておけば4回戦の時に逆の操作が行われて地上戦になる
- 対策2:魚人の弱点を突く(任意)
- 王都の「紫ニンニクの納品依頼」を達成で紫ニンニクがもらえる
- 料理長へ持って行き料理してもらうとゲッシがやってきて食べる
ゲッシ戦
紫ニンニクの料理を食べさせていると開幕から毒状態となり有利に戦える。ゲッシは水属性なので土属性の攻撃は弱点をつける。
ある程度ダメージを与えるまでは基本に従ってバフデバフを積みながら戦えばいい。途中から「激流の構え」のバフを使用する。「激流の構え」のバフが入った状態でゲッシにターンが回ると4回連続で行動する。このためターンで消費されるタイプのデバフはゲッシに1回行動が回ると4ターン分消費されてしまう。
激流の構えを使い始めるとほぼ確定で以下の行動を順に行う。
- 高く飛び上がる:後列攻撃可能な単体攻撃
- 溜める:全力打ち下ろしの準備
- 全力打ち下ろし:単体への大ダメージ攻撃
- 激流の構え:次にゲッシにターンが回るとが4回行動になる
タゲがブレると一人に大ダメージというのは無いが、全力打ち下ろしのダメージが非常に高い。前列は基本的に全員防御でいい位のダメージになる。
闘技場5回戦
対戦相手は蟲毒のゴイゼン。情報屋ギギからも情報をもらえないのでとりあえず無策で戦闘を行うことになる。
無策で挑むと歌と無限に湧き出る魔獣のコンボでなすすべもなくやられる。頑張れば無策でも突破できるが厳しいだろう。歌と魔獣の対策を行うことになる。
- 対策1:歌を封じる
- ラウンジの料理長の部屋に喉を壊す料理を出す給仕が居る
- ブッチ対策でハレナインをブッチに渡していると出るかも
- 王都で「サハギンの鱗集め」の依頼達成でコモドラ・ペッパーが入手できる
- 給仕へコモドラ・ペッパーを渡すとやってきたゴイゼンが食べて完了
- ラウンジの料理長の部屋に喉を壊す料理を出す給仕が居る
- 対策2:魔獣を封じる
- リルケット商店で相談すると依頼を持ちかけられ、これを達成で完了
リルケットの依頼:異形討伐
料理長が依頼主で、人間に化けた異形を見破ることになる。見破るためには専用のアイテムが必要になり、それは料理長のいる部屋の壁を挟んで南側の通路にある木箱付近に光るオブジェクトがあり底で入手可能。
NPCから話を聞いて怪しいNPCを叩くと見破ることができ、アタリなら戦闘になる。
ラウンジに居るNPCに話しかけていくと情報が得られるが本命はこのフロアの北東端の部屋にいる。
異形戦はエントの亜種だがそこそこ強い。命中ダウンや攻撃力ダウンのデバフを入れつつ戦うと楽。HPが多いのでガードして「隙」を作らせて戦うと効率的に戦える。
ゴイゼン戦
魔獣とゴイゼンが居るので魔獣から倒すと楽。
魔獣を後回しにすると2体への攻撃を連発されて無駄に消耗する。魔獣は2回行動をするのでダメージが嵩み易い。
ゴイゼンは魂砕きでダメージと共にメンタルを削って来る。同じキャラクターに連発されるとメンタルが致命的なラインまで低下するので騎士の挑発系のスキルは控えたほうが良い。
魔獣が居ない状態のゴイゼンは魂砕き以外はさほど致命的な攻撃はない。魔法がうざいのでカンティオスでモンティノで封じる。魔獣はすぐ倒せるレベルだがゴイゼンは少々タフなので気を付ける。前衛は全員ガードした状態で隙を作らせて精密攻撃や不意打ちで隙を突くのがおすすめ。
闘技場5回戦突破:大異形戦
5回戦を勝ち抜くと報酬授与のイベントが発生する。初回は以下の3つから選ぶ。
- 大異形との戦い
- 回復アイテム
- 金銀財宝(財宝の鍵:甲板の鍵が掛かっていた場所に入れる)
主人公たちの目的は「5回戦を勝ち抜いて大異形を出現させて倒す」ことなので報酬は「回復アイテム」を選んでおくと全回復してお得。ほとんど消耗がないなら「金銀財宝」でもいい。消耗した状態で「大異形との戦い」を選ぶと非常に苦戦するが、挑戦者向けと言える。
行動パターン
非常に行動が多彩。全体に眠りの付与や恐怖付与など行動阻害の攻撃と直接攻撃を織り交ぜてくる。
眠りで回復役が眠るとダメージレースで負けてしまうので目覚めの巻物を複数人に持たせるなどして対抗する。
ボスは水属性なので土属性が弱点となる。
- 眠りの歌:全体に眠り付与
- 穢れの歌:水神像の穢れを蓄積させる
- 津波:一列に水属性ダメージ
- 亡霊の呼び声:全体に継続ダメージ付与+恐怖付与
- マミガル:一列に水属性魔法ダメージ
- 着岸:一列に小ダメージ+WT延長を付与
- 雷鳴の歌の準備:準備中行動、精密攻撃で会心が必ず出る状態になる。
- 雷鳴の歌:ランダム2~3体に大ダメージ
大異形戦では交易水路であった水のギミックがある。水神像に穢れを発生させる行動をボスが使用したら優先的に逆転の右手を使用して水神像を元に戻そう。穢れが最大まで溜まると水位上昇の効果によって戦闘エリアが水没してしまう。ボスは水中適性があるため水没する前に穢れを取り切るのが良い。
忘却の呪いが解除、そして・・
大異形を倒すと大異形残骸が2つに分離して逆転の右手が使用可能な状態になる。どちらに使用しても良いが、周回する予定で効率的にやるなら大異形の死骸に最初は手をかざすといい。
桟橋のハーケンからも帰還可能だが、ラウンジのハーケンから甲板に戻ると大ハーケンを開放できる。
尋ね人が生きている場合
尋ね人がブッチとの戦いで死亡していなければ近くに居る。忘れずに話しかけること。尋ね人と会話すると人魚語辞典をもらえる。
尋ね人が死亡している場合
はじまりの奈落と同様に尋ね人捜索の依頼は失敗扱いとなっているため、ストーリー攻略は失敗の扱いになる。交易水路一丁目の入り口から再スタートになる。
エピローグ
尋ね人が生存の状態で港町に帰還するとエピローグとなる。この先のストーリーは未実装であるため今後のアップデートに期待される。
尋ね人の捜索依頼の依頼主によってエピローグの勢力図は微妙な変化がある。
周回について
尋ね人捜索の依頼を達成すると一応交易水路は全踏破ということになる。だが交易水路のストーリーはさらに裏がある。
一丁目から六丁目の道中には人魚像があるが、この像には人魚語で書かれた文章がある。これを読み解くことでメルジーナに関わるイベントに変化が発生する。
おまけ:鉄等級昇格試験
主人公がレベル40に到達すると王都で鉄等級昇格試験が受けられるようになる。受注するためには青銅の認識票を1つ持っている必要がある。
道中
エントや冒険者などタフだったり長期戦になりやすい敵が多い。最初は敵を倒しながら毒沼を探すいつもの流れが良いだろう。
エンカウント回避できる場所の敵とは逃げて戦闘を回避するとやりやすい。
ボス戦
ヒドラプラントがボスとなる。お供にサハギンアーチャーとガスクラウドを連れているがはっきり言って雑魚なので気にしなくていい。
まずは魔術師の全体魔法攻撃で雑魚を一掃する。ヒドラプラントは単体への高威力物理攻撃と一列への猛毒付与くらいしかしてこないので今までの等級昇格試験のボスと比較すると非常に弱い。
猛毒は抵抗上昇のキナピックを使用することでダメージを1桁に低下出来るのでキナピックをかけて対抗する。キナピックの巻物があれば巻物を使用するといい。
単体攻撃のダメージで即死しないように気をつけつつ攻撃し続けていればそのうち勝てるのでHPが多い雑魚とさほど変わらない。弱点は風属性。
依頼消化
交易水路のメインストーリーに関わる依頼はストーリーで必要な時に追加されていくため、受け損なってメインストーリーが攻略失敗とはなりにくい。この辺ははじまりの奈落とは異なる。
港町で受ける依頼は大体が縁を発生させるものなので、ストーリークリア後にゆっくりと消化してもいいだろう。
おわりに
尋ね人の捜索を完了した後に再度尋ね人の依頼を受け直すところにカースドホイールで戻ることで交易水路のストーリーは更に奥深くなる。
ただしまた六丁目をやる羽目になるのでこの辺は好みに応じてと言っても差し支えない。育成が完全でない場合は先に鉄等級試験を受けてもいいだろう。