Valheim 攻略 ~ 灰の地編 その1

霧の地のボスを倒して灰の地に乗り込み、各種素材を集めていくところまでの攻略です。

戦闘難易度はノーマルを基準にしています。ハード以上の難易度では通用しない可能性があります。

ネタバレを含みます。

はじめに

霧の地のボス「クィーン」を倒したプレイヤーの元にフギンの弟ムニンが訪れる。

ここから先に進むべき場所を告げて去っていく。

次に向かうべき地は「灰の地」である。

本稿では上陸~溶岩地帯外縁部程度の探索範囲が主となる。

オススメ準備ライン

  • 霧の地で作成可能な装備のうち、メインで使用していた装備を品質3にアップグレード
  • アーマー値は90以上を推奨
    • 装備に付与されている各種耐性によりこの辺は変わってくるのでプレイスタイルにもよる
  • 食事によるHP補正150以上、スタミナ補正100以上
    • エイトル料理を使用する場合はこの限りではない
  • 遠距離攻撃の手段
    • 弓でも石弓でも魔法でもいい
    • 弓の場合は最低でもドラウグルの牙品質3程度と甲皮の矢もしくは針の矢が欲しい
    • 石弓の場合は甲皮のボルト推奨。骨のボルトはダメージが低く厳しい。
  • シールド発生装置の素材
    • クィーンのドロップ素材で職人テーブルの設備レベルを上げる必要がある
    • これは必須レベルの重要性ではないがあると拠点の防衛が楽ちん
  • 超健康蜂蜜酒、火耐性ワインの在庫が十分にある
    • 初見の探索ではあると万が一の時に安心
  • 極健康蜂蜜酒、スタミナ持続回復蜂蜜酒の在庫がある
    • 極健康蜂蜜酒とスタミナ持続回復蜂蜜酒はあればいいという程度で必須ではない
  • ドラカール(最新の船)の素材がある
    • 必須とは真で言わないがほぼ必須レベル
    • 灰の地近海に住む生物の敵の攻撃を耐えながら進むなら確実にあったほうが良い
    • 灰の地の海は「熱湯の海」となっており、既存の船では海にいるだけで船体がダメージを受けるため、最悪そのダメージで沈む。
    • 長旅になりがちならロングシップよりも船足が速いこちらが便利

霧の地でプレイヤースタイルの幅が大きく広がった。近接武器と防具だけを使う純戦士、エイトル料理に極振りした魔法使い、物理と魔法の両方をバランスよく行える魔法戦士など装備と料理の組み合わせによって探索中のHPやスタミナ量は大きく変わる。

各自のリスク許容度に見合ったスタイルを選択するといいだろう。

 

シールド発生装置は拠点やポータルの保護に活用できる。ポータルがあっという間に破壊されてしまうのを防ぐためにもメインのポータルにはシールド発生装置があるとより安心できる。

灰の地の敵に関して

基本的に霧の地よりも攻撃力が高くタフな敵が多いです。星無しのシーカーの兵士を倒せる程度の戦闘力が要求されます。

霊属性の攻撃が有効な敵が多いため、ミストウォーカー、フロスナー、骨折りの弓など霊属性の攻撃を持つ武器があると楽に立ち回れます。

エイトル織り装備など低アーマーで向かう場合はHPが低いことも相まって初見殺しのリスクが高いことを頭に入れて準備するのが良いでしょう。

灰の地に向かう

灰の地はあらゆるバイオーム地続きにならない。そのため最初は必ず船を使用することになる。

灰の地の場所

灰の地は全体マップの南端に近い場所に生成されるバイオームである。目安は海の色が赤く切り替わったところからさらに奥に進んでいくことになる。

灰の地上陸まで

船に乗って南を目指す。灰の地は赤い海→岩礁地帯→大きな陸地といった生成分布なのでどんどんバイオームの奥地に突き進むことになる。

基本は全体マップの真南に突き進むのが良いのだが、陸地の生成分布の関係上そうもいっていられないことも多いのでそこは臨機応変に行くといい。

通常の海~赤い海

ここはまだ比較的安全。周りに陸地があればそこにポータルを置いて復帰しやすくするのもいいだろう。

岩礁地帯

真っすぐ進路を取ろうとしても荒れる海とドリル状の尖った岩礁によって進路を妨害される。灰の地の海にのみ生息する蛇の亜種がおり、これを倒せないと実質上陸できないと言っていい。

火喰い鳥が飛んでいることも多く、倒すのに手間取ると船がダメージを受けるので適宜岩礁に作業台を置いて修理するのが良いだろう。

陸地に上陸

大体手荒い歓迎が来る。灰の地は一度に沸く敵の数が多いのか基本的に3~5体同時に戦闘になることが多い。多くの敵が現れたら大骨の力を使うなど早め早めの対処が生存の鍵となる。

上陸地点付近にポータルを置いて安全確保したら上陸は完了。

灰の地の海に関して

ドラカールの項目で前述しましたが、灰の地の海は熱湯の海です。プレイヤーはこの熱に耐えられないため、一定時間連続して海の水に接触(波打ち際の海の上を歩いたり水中を泳ぐなどする)と体から大量の蒸気を放出します。さらに灰の地の海水に浸かり続けると一気にHPダメージを受けて死亡します。

既存の船(イカダ、バイキング船、ロングシップ)はこの熱さに船体が耐えられないため灰の地の赤い海水に触れていると持続ダメージを受けます。安全に進むのであればドラカールが必須になります。

灰の地での戦闘の立ち回りに関して

敵の物量が多く、2体以上がまとまって湧くので非常に面倒。初期配置の問題かもしれないのでこの辺はマチマチ。

スポナーは確実に破壊する

素材のファーミングを行う場合を除いてスポナーである「苦痛のモニュメント」はしっかり破壊しておく。敵密度が高い要因としてはスポナーが周囲にあることが挙げられる。平地までのバイオームに比べ灰の地は視界がやや効きづらいため視界範囲外にスポナーがあってそこからガンガン湧いてきていたということも結構ある。クリアリングはしっかり行う。

霊属性の武器を使う

アンデッド特性の敵が多く、霊属性が付与された武器が有効。灰の地に到達した段階ではミストウォーカーやフロスナーが引き続き活躍する。

高アーマーの防具を装備する

90以上のアーマーでも1撃で星無しの小型の敵から20~30程度食らうのだが、中型以上の敵はより強力な攻撃力を持つので非常に厄介。

黒こげの戦士と黒こげの弓兵が混ざっているだけでもかなり被ダメージが苦しい。

灰の地の地形構成

外周部は岩礁地帯の岩と浜辺があり、たまにダンジョンもある。少し内部へ進むと灰の木の林がある。

さらに内陸へ進むと溶岩の湖のような地形を含む建物の瓦礫と岩が散見される溶岩地帯に出る。

浜辺~林

上陸してすぐは浜辺と林から湧く敵を処理しているだけでかなり苦しい戦いになると思われる。

火食いワシ、黒焦げのツイッチャー、黒焦げの戦士、黒焦げの弓兵が多くみられ、更ににモルゲンが居ることもある。

ダンジョンの「腐敗の穴」はこちらにも生成されることがある。

溶岩地帯

本稿では攻略対象としていないが、林地帯を抜けるとさらに厄介な敵が多くみられるようになる。

腐敗の穴が生成されることがある。大きな溶岩の湖がある陸地には様々な素材や灰の地の攻略の鍵となるオブジェクトが見つかる。

素材集めとダンジョンを探し

大体他のバイオームでもやっている通り、灰の地でも敵を倒したり採取したりで素材を集めつつダンジョンを攻略する。

素材集め

近海に出現するボーンモ―は肉と骨が手に入る。

敵を倒して手にれるものはかなり多い。黒こげ系の敵からは骨やドクロなどが手に入る。火喰い鳥からは肉、アスクスヴィルからは肉系食材や装備素材用の皮が手に入る。

灰の地に生えている木は灰の木で建築素材にもなる。

ダンジョン探索

上陸地点付近から内陸に進んでいくと溶岩地形がちらほら目に入るようになる。溶岩地帯ではダンジョン「腐敗の穴」が見つかることがある。外見は黒い森に合ったトロルの洞窟に近いが内部はかなり広い。

腐敗の穴

内部は暗いのでウィスプライトがあるといいだろう。松明では戦闘に支障が出る。

モルゲンが居ることが多い。洞窟内の戦闘が苦手なら大骨の力を使って戦うのが良いだろう。

溶解炉心が手に入ることがある。個数はランダムと思われる。

破壊可能オブジェクトから骨片、アスクスヴィンの骨盤、軟組織、鉄、銀、青銅などが手に入る。

さらにヴィグヴィシル:不思議な場所が見つかる。確定かは不明。

見えにくいがチェストが配置されていることがあり、コインなどが追加入手可能。

ストーンポータルで快適な物資運び

溶解炉心を手に入れることでストーンポータルが設置可能になる。ストーンポータルはテレポート不可のアイテムを持ってテレポートできるポータルとなる。

ポータルを入るときにテレポート不可アイテムの判別が行われるため、出口側のポータルが通常のポータルであっても問題なくテレポート不可のアイテムを運ぶことができる。ペアとなった2か所のポータルで相互にテレポート不可のアイテムを運びたい場合は2個ともストーンポータルにする必要がある。

ストーンポータルは通常のポータルと同じように使え、更に通常のポータルとストーンポータルでペアにして使うこともできる。

  1. 物資を送り出したい拠点側にストーンポータルを設置
  2. 設置したストーンポータルと通常のポータルに同じタグをつけてペアリングする
  3. テレポート不可アイテムと一緒に石切り台の素材をもってストーンポータルで移動
  4. 持ち込み先に石切り台を設置
  5. 持ち込み先にストーンポータルを設置して通常のポータルを破壊

こうすることでストーンポータル設置に必要な石切り台用の鉄を船で運搬することなく移動して持ち込み先にストーンポータルを設置可能です。

敵情報

近海を含む上陸地点から溶岩地帯までの範囲で出現する主な敵について記載しています。

ボーンモー

灰の地の赤い海に出現。通常の海に出現する蛇の亜種だが攻撃力や攻撃方法はより苛烈になっている。

石っぽいものを連続で吐き出す遠距離攻撃を持つので油断して頭の目の前にいると大ダメージを受ける。

ロングシップで岩礁地帯を抜けようとしてボーンモ―に複数匹あたると船が破壊されやすいのでなるべくならドラカールで進むといい。

暴れ溶岩

硫黄と淡紅銀の粉が手に入る。プレイヤーが近くにいると敵味方無差別でダメージを与える自爆攻撃を行う。自爆ダメージは火属性ダメージが残りHP依存のため一撃入れているだけでもかなりダメージは減るが火耐性ワインなしで喰らうと結構なダメージを食らう。HP最大の状態から自爆をガード無しで喰らうと150以上のダメージを受けることもあるのでローリングで回避するか火耐性ワインを飲むことを推奨。

火喰いワシ

飛行する敵で陸以外にも海上で出現する。おそらく灰の地において最初に見かける敵になると思われる。

低空飛行で接近してきてクチバシによる攻撃をするが、やや高いところにいる場合は剣やメイスの通常攻撃が当たらないことが多い。メイス系の副次攻撃を行うか、片手槍の通常攻撃なら上方向の判定があるので当てやすい。

魔法を使う場合は残り火の杖が集団戦に強いのでおすすめ。

倒すと火喰いワシの肉を落とす。

黒こげの戦士

両手剣モーションで攻撃してくる黒いスケルトン兵士。フューリングに似て数回攻撃した後に旋回移動して距離をいったん取ってまた接近して攻撃といった感じの挙動をする。HPが多めなので倒すのにやや時間がかかる。複数体が居たら大骨の力を使ったほうが良い。

両手剣モーションは袈裟斬りと突きのモーションがあるが両方行ってくる。袈裟斬りは攻撃までのモーション時間が長く、突き攻撃はリーチが長い。

星付きになると火力が高くなりすぎるので大骨の力を推奨。

アンデッド特性を持ち霊属性が効く。火と氷の魔法杖による攻撃は耐性を持たず等倍でダメージを与えられる。比較的移動速度が速く動き回るので、移動をゆっくりにできる凍結属性は有利が取りやすい

黒こげの弓兵

ショットガンのような複数同時発射の射撃と1本のみの狙い撃ち射撃の2種類の攻撃をしてくる弓兵。霊属性が有効。

狙い撃ち時のダメージが高いがショットガンタイプの攻撃もダメージは低くない。乱戦時はなるべく早めに倒したいところだが黒こげの戦士と同時に出てくるとかなり厄介。ヒミンアフル等アトゲイル系の副次攻撃で周囲の敵をのけぞらせている間に集中攻撃で倒すのもいいだろう。

黒こげのツイッチャー

ネックのように周囲をうろうろしつつ接近してきて殴り攻撃したり距離を取って投擲をするなど結構めんどくさい動きをする。投擲攻撃はガードし、殴りをパリィして仕留めるのがおすすめ。

霊属性が有効。

アスクスヴィン

ロックスよりも一回り小さい中型のMob。ロックス同様に2~3体同時に同じ場所に固まってスポーンするためダッシュ移動していると複数体同時に遭遇することが多く、灰の地に来たばかりのころはかなり厳しい。

飛び掛かり攻撃と噛みつきのような攻撃をしてくる。

飛び掛かり攻撃は前方に大きくジャンプしながら突っ込んでくるためリーチが長くダッシュで距離を取っても当たることが多い。さらに押し出し性能も高いので溶岩に押し込まれないように戦う必要がある。

噛みつき攻撃をパリィしたら反撃チャンスが生まれるので畳みかける。HPは黒こげの戦士と同じ程度。

浜辺を移動する状況ではほぼスポーンはないが、内陸に進もうとすると湧いていることが多くなる。

モルゲン

首なしのトロルのような大型のスケルトン。「跳ねて左右に転がる」「左右の腕で殴る」「頭突きタックル」と動きが多彩。更に攻撃力もそこそこ高い。

ケルトンのような骨の見た目の通り霊属性が効く。頭突きの攻撃をパリィすると比較的よろけ時間が長い。左右の殴りはパリィしてもよろけ時間が短い。

モルゲンの攻撃は敵味方関係なくヒットする

側面に回り込むように移動しつつ殴り続けると延々攻撃できハメられる。

おわりに

灰の地はこれまでのバイオームよりも戦闘が厳しい。マルチプレイであれば集団で対処できるため難易度はかなり下がるがソロの場合は大量の敵を一度に相手することになるので大骨の力なしで切り抜けられないことが多いだろう。

堅実に行くならポータル素材をたくさん用意し、灰の地にポータルをたくさん作り探索範囲をじわじわ広げていくのが良いだろう。

無理せず堅実に行く方が素材もたまりやすいので一石二鳥となることが多い。