Survival: fountain of youth 攻略 ~ 拠点づくり編

私的攻略になります。

バージョン1.0準拠です。今後のバージョンアップによりこの通りでない可能性があります。

ネタバレを含みます。

はじめに

このゲームにおいて拠点づくりで最も気にする部分は立地であろう。

内陸か海沿いかの2択であっても得られる資源の場所関係により、かなり判断が分かれると思われる。

このゲームには様々な環境があり、どの地域に拠点を建てるのかを判断する上での指針を挙げていく。またオススメにポイントなども記載していく。

拠点の場所選びのポイント

まずは自分のプレイスタイルに合わせて何が必要かを考えるといい。

  • 水を得る手段
  • 食料を継続的に得る手段
  • 継続的に欲しい資源
  • 波止場を建てる上でのアクセスのしやすさ
  • 野生動物の強さ
  • 天候などの自然環境

水を得る手段

生きていく上では水が必要。またクラフト素材にも「きれいな水」を直接要求されるものがいくつかある。水の入手手段は以下の2通りがある。

  • 雨水をメインに考える
  • 蒸留器をメインに考える

雨水の場合は雨が降らない水牛の地域は候補から真っ先に外れる。長雨が期待できるのはピューマの地域と蛇の地域。希望の島は頻度は多くないが一度降れば数日分は溜められるだろう。

蒸留器をメインで考える場合、太陽熱式蒸留器を使うなら水牛の地域か希望の島が良いだろう。ピューマの地域と蛇の地域は雨が多く日光が遮られるので、他の地域よりも太陽熱式蒸留器での水の確保に難がある。燃料を使用する蒸留器は改良型蒸留器であれば蒸留器よりも高効率で水を確保できる。何もないよりは圧倒的に水を得る手段として優秀なので通常の蒸留器であっても無駄にはならない。料理やクラフトにも水を使用する場合は通常の蒸留器も使用してガンガン水を作っておくと良いだろう。

ココナッツの木に関して

青いココナッツは水分補給の手段として非常に便利ではあるが、1個当たりの回復量が大きく固定であるので端数の回復には向かない。

だが拠点の近場にあるココナッツを何度も回収して備蓄しておけば拠点に水が無い場合もいくらかは生き残れる。

ココナッツだけでは水が足りないことが多いので他の水分補給手段を常に考えておく必要があるが、雨水タンクに溜まった水だけでは雨が降らないと足りなくなることもあるため両方利用することで水の余裕を持たせるのが良いだろう。

ハード以上の難易度では実の再生よりも木の再生の方が速い場合が多いため伐採して1個多く青いココナッツを入手するのは重要なテクニックになる。

食料を得る手段

生きていく上では水だけでなく食料も必要。肉や魚以外にも果実や野菜など様々な手段がある。

主なものには以下がある。

  • 肉類
  • 野菜と果物

肉類は主に野生動物からの剥ぎ取りになる。狩猟以外にも罠で獲物を捕らえることができる。敵対動物以外にもカニや亀などプレイヤーへ攻撃することがない動物もいる。

魚は釣りと大型の魚を銛で突いて倒す手段で得られる。どちらも一度にたくさん得られるが、水産資源も一度とると再生には時間がかかる。

野菜と果物は採取以外にも畑に種を植えて農業で得ることができる。一度収穫した後は肥料でブーストしないと再収穫には非常に時間がかかる。

デーツの木の有無

デーツの木は実が食料になるだけではなく、樹液採取器で果汁を継続的に入手して水分や食料の足しに出来る。果汁1ユニット当たりの回復量はサバイバルスキルの食料管理と水分管理を取らないとごくわずかであるが、ただの水を飲むよりも優秀であることには変わりない。

デーツが近場に生えていて果汁の採取がしやすい場所はそれだけで拠点の候補になりえる。

 

継続的にほしい資源

鉱脈などゲーム内の日数経過によって資源が再生するものが多くある。メインで使うツールや使いたい資源が近辺で取れる場所に拠点を建てると非常にスムーズ。

主な食料もこれに含まれる。野生動物や釣り場の魚なども日数経過で再スポーンする。

波止場へのアクセスのしやすさ

船を利用したファストトラベルは波止場を利用する。拠点近くに波止場を作れば船からの荷下ろしもスムーズに行えるだろう。

波止場は水辺にしか設置できないのだが、大きな船を波止場につけるためにはそれなりのスペースが必要。

野生動物の強さ

安定して倒せる野生動物の強さでなければ拠点を建てても少し出歩くたびに何度もボロボロになって帰って来ることになる。HP回復手段に乏しい状況だったりHP回復薬が枯渇してしまわないよう、自分が安定して倒せるレベルの野生動物が住む場所が良いだろう。

自然環境

各地域ごとに天候や自然現象に差がある。

  • 希望の島:晴れの日が多いが雨も降る
  • 水牛の地域:雨が降らず晴れと薄曇り以外の天気が無く、日向は熱中症リスクがある
  • ピューマの地域:晴れの日が少なく雨が降ると冷たい風が追加される
  • 蛇の地域:ピューマの地域に加えさらに雷雨(嵐)があり、雷雨時は寒さが追加される
  • ビミニ:ビミニベルトは雷雨固定、ビミニ本島は晴れ固定で雨は降らない

気候は主に水と居住空間の確保に影響する。雨が降らない地域は雨水タンクが無意味。

ピューマの地域までは建築キットは通常のものを使用した家で悪天候下でのデバフは全て防げる。蛇の地域では嵐時に寒さが追加され、通常の建築キットのみで作成した家では寒さを感じる。改良建築キットで作成した家のバフが無いと寒さは防げない。

地域別オススメのポイント

希望の島

望遠鏡が手に入る周辺の水辺が島の中央付近で全ての環境にアクセスしやすい。

更に特化するなら欲しい素材が近い場所が良いだろう。

最初に向かう洞窟にずっと住むのはオススメはしないが建築が面倒な人には向く。

特化地点
  • 肉関係:望遠鏡付近が密林とサバンナに近く最も優秀
  • 魚関係:望遠鏡付近から海辺近くへ移動していくとデーツ2本と釣り場がある場所があるのでそこ
  • 黒曜石の鉱脈:島北西の海岸沿い
  • 木材:望遠鏡付近が木が多く生えていて石採取もそこそこ近い

水牛の地域

酷暑環境のため熱中症対策を兼ねて屋根付きの建築物の下で過ごすことが必須となる。

入手可能な素材が多い銅の島か赤の島が候補。風の島は冷たい風が常時吹くので居住には不向き。

水の確保のため、蒸留器を使用する前提なので内陸はかなり不利。海沿いが良いだろう。

赤の島は銅鉱脈が一つしかないがテグーに邪魔されることなく水牛が狩りやすく、この島限定のアリクイがいる。

銅の島は豊富な白アリの巣や銅鉱脈の採掘地点があるが、大きい船を停められる波止場の設置は島南半分の砂浜に限定されやすい。

銅の島

島の真南にココナッツの木やデーツの木が生える砂浜がある。カメも居て蜘蛛も付近に沸くので素材採取にはあまり困らない。

島の南東は釣り場があり銅鉱脈へのアクセスも真南に比べると楽。

赤の島

人口の建築物跡がある場所からが銅の鉱脈に最も直線距離が近い。オススメは南東方面のデーツの木が2本生えている場所。

足りない木材は土地のスクラップや風の島の海岸に生えるヤシの木を伐採して丸太を得る。

ピューマの地域

砂浜があるのが土地のスクラップか霧の島のみという非常に拠点づくりに不向きな土地。

アイアンツリーと鉄鉱石の採掘は重量との戦いになるため何度もこの地域とメイン拠点を往復する可能性がある。

鉄の島がおすすめ。鉄の島の西側には隠し入り江があり、そこは建築を駆使すればスクーナーまでなら停留できる波止場を建築可能。方舟の大きさを考えると厳しいので鉄の島南西にある岩場から土台を伸ばして建築するのが良いだろう。

鉄の島

隠し入り江の地点が拠点に向くが、ここはあまり長居したくない。鉄の島は食料の問題が大きく全体的に豊富な食料や木材が取れるという感じではない。

土地のスクラップ

釣り場がある土地のスクラップがあり、そこは居住向き。魚を取ってできたてのスープを作って食べるのには適している。

蛇の地域

大きい船をつけやすい場所がいくつもの島に存在する。硫黄の島だけは上陸地点が限られており、建築で海側に足場を伸ばさないとスクーナーなど大型の船はファストトラベル先として指定できないことが多い。

豊富な食料と資源があり、鉄と銅と粘土が全て手に入る。敵の強さはそれなりに上がっていてリスクもあるがリターンも大きい。

天候は大雨と雷雨があり、暗くて何も見えなくなることが多い。探索は晴れているときに行うのが良いだろう。半面雨水タンクを置けば水はどんどんたまるのでほとんど困らない。

硫黄の島とワニの島の沼地はマラリア原因のゲージが溜まっていく。マラリア対策衣服は日射しを防げず日焼けや火傷になるので注意が必要。

硫黄の島

住むには不向き。波止場を建てて硫黄採取と毒蛙の獲得がメインになるだろう。カイマンが沢山いるので倒せれば生の腸と生の肉には困らない。

粘土が採取可能だがカイマンの群れを何とかする必要がある。

ワニの島

大型の船がつけやすく陸地部分には建築しやすい場所も多く木も切りやすいので適している。

沼に近すぎるとカイマンがしょっちゅう近寄って来るのでそこだけはリスクになりえる。

鉄と銅が取れるのも住む環境として優秀。沼に入る必要があるが粘土も採取できる。木材関係も豊富で大きな枝と長い棒きれなど一通り揃っている。アイアンツリーと丈夫な枝は採取できない。

銀の島

サバンナ環境と山岳環境が大多数を占める広大な島。砂浜が広がっている場所は少ないものの1か所当たりの面積は広く住むのにも適している。

鉄と銀が取れ、石を取れる場所が点在している。

肉も豊富に取れ、食料にも困りづらい。

亜麻やウサギの皮などこの島でないと手に入らない素材が多くある。草地で獲物が多くいる場所には大抵コンドルがいる。獲物をしとめても油断せず剥ぎ取りはコンドルを一掃してからにしよう。コンドルが近くに沸くポイントは鶏の死骸を地面に投げることで意図的におびき寄せて先にコンドルに対処することも可能。

波止場は北側と南側の砂浜が広く拠点にも向く。北側は方舟が初期配置されている関係上あまり人いスペースがない。どちらかというと南側の方が広いスペースを有効に使える。

ビミニ島

島は常時晴れ固定。もしも雨にしたければビミニベルトへ続く狭い水路の周辺まで船で行く必要がある。

定住には向くが最終エリアなのでここで長々と拠点を建てる人はクリア後の余生ではないだろうか。銀の島の方が利便性は高い。

銅が採取可能。ブラックパンサーと黒イノシシからはヒレ肉が手に入る。ほぼすべての木材がこの島では手に入る。

オススメ場所

水牛の地域か希望の島か銀の島だろう。銀の島は雷雨や大雨の日は出かける気が失せるレベルで視界不良だが希望の島が雨の日もどんよりしていてそこまで快適という感じでもない。

熱中症対策が出来て居れば水牛の地域で蒸留器を回しながら過ごす方が気楽。水牛の地域に長居する場合の水は改良蒸留器と太陽熱式蒸留器を使えばほぼ心配は無くなる。

  • ココナッツが多く取れる:希望の島
  • 雨や曇りが嫌いで晴れが良い:水牛の地域、ビミニ島
  • 上位の素材を多く集めたい:銀の島、ワニの島

拠点にあると便利なもの

沢山のクラフト設備があるが、無いと不自由するものから必須ではないがあると便利なものまでいろいろある。

  • 寝床
  • 雨水タンク
  • 原始的な樽
  • 鍋付き囲炉裏
  • 改良工芸用作業台
  • 作業台
  • 木工作業台
  • 鍛冶台
  • 皮なめし台
  • 皮乾燥台
  • 食品乾燥器
  • 改良化学作業台
  • 蒸留器
  • 密造酒製造機
  • 燻製小屋
  • 農場

本当に最低限でいいなら寝床とチェストだけでもいいのだが、それだけだとかなり不自由する。

拠点に帰ってきて寝る前に食料補給と水分補給をして寝られるような状況にするのが理想だろう。必要に応じてステータス異常の回復もできるとなおよい。

方舟を移動拠点として活用する

方舟には以下の設備が備え付けられている。

  • 屋根に覆われた皮のベッド
  • 丸太置き場2個
  • アイテムの保存場所2か所

更に方舟は船室内で建築ができる。これを利用することでほぼすべての作業台やベッドなどを船室内に置いて移動拠点として活用できる。

弱点は船室内が別領域になっていることと水。

船室内にチェストを置いても船室内での消費でしか参照できない。メイン拠点へ運ぶ際は甲板備え付けのチェストに入れないとメイン拠点で加工するときに素材が無いことになる。方舟内で全て完結したい場合は拠点内のチェストの中身を箱舟に移したほうが良い。

水に関しては方舟の甲板には雨水タンクは置けないので海水を汲んで蒸留器で得るか、主要な島に雨水タンクや蒸留器をおいて補給できるようにする必要がある。幸い海水はどこでも補充しやすい部類なので問題なく使えるだろう。

ストームブレイカー号を移動拠点として活用する

ストームブレイカー号をフルアップグレードすると以下の設備が利用可能。

  • 改良化学作業台
  • 粘土式雨水タンク
  • 原始的な樽(水30ユニット保存)
  • 屋根に覆われた皮のベッド
  • 屋根に覆われた鍋付きの囲炉裏
  • 改良溶解炉
  • 丸太置き場2つ
  • アイテムの保存場所3つ

移動しつつ雨水タンクで水をため、余剰分は樽に詰めることでほぼ水の心配はない。水牛の地域でも屋根付きのベッドがあるため熱中症にもなりにくい。

ストームブレイカー号は各地域で資源を集めてメイン拠点に運んで加工するのに利用するといいだろう。豊富な貯蔵場所に溜めてそれをメイン拠点で加工するのに最も適している。

おわりに

各地域にメイン拠点を持つのは正直素材の無駄ではあるがロマンはある。メイン拠点を一つに絞ったらそこをメインに活動するのは非常に良いと思う。各地域限定だったり入手しやすい素材があるため、ここが最強というのはあまりない。各個人でよく利用する資源と相談の上で決めるといいだろう。

ストームブレイカー号と方舟が手に入ってしまうとほぼストーリーは終盤なのでそこから拠点を発展させようとはあまり思わなくなってしまう。

しかし方舟とストームブレイカー号は共に優秀な船なのでスクーナーから乗り換えるのもいいだろう。