タクティクスオウガリボーンの勧誘スキルのTipsです。
敵を味方に引き込む勧誘系スキルとうまく成功させる方法について記載しています。
ストーリー進行によって利用価値や利用手段が増えていくため、ネタバレを含みます。
はじめに
タクティクスオウガのオリジナル版ではデニムに「説得」というコマンドがあり、敵を味方に引き込むことが出来ました。
タクティクスオウガ リボーンにも勧誘系スキルがあり、敵に使用することで味方に引き込むことができます。
敵を味方に引き込むことによって得られるメリットが沢山あるので、有効に使いましょう。
勧誘系スキルの成功率
勧誘系スキルの成功率は以下によって決まっています。
- 対象ユニットの忠誠度
- 敵ユニットが所属する集団に対する忠誠度が低いほど成功しやすくなります。
- 対象ユニットの残りHP
- 残りHPが低いほど勧誘が成功しやすくなります。
- 対象ユニットとの距離
- 近ければ近いほど勧誘が成功しやすくなります。
- 基本的に2マス以上離れると成功率は1桁%もしくは0%になります。
基本的には瀕死にして隣接マスに移動してひたすら勧誘です。
勧誘スキルと所持クラス
ゾンビ化ユニットはゾンビ状態になっている通常ユニットとして扱われます。ゾンビ化ユニットの勧誘は元々の種族に対応した勧誘スキルで可能です。(例:人間のゾンビユニットは人間系の勧誘スキルで勧誘可能)
敵専用クラスであるローグと敵専用の固有種族は必ず失敗します。
またストーリーで出現する敵リーダーは勧誘できません。
- 人間系:「説得・人間系」
- 爬虫類系:「説得・爬虫類系」
- ウィザード、ウィッチ等がスキルを所持
- 爬虫類系はリザードマンとラミアが該当します。
- 精霊系:「契約:精霊系」
- ヴァルタンがスキルを所持
- 聖霊系はフェアリーが該当します。
- 悪魔系:「契約:悪魔系」
- リッチがスキルを所持
- 悪魔系はオークとグレムリンが該当します。
- 魔獣系:「調教・魔獣系」
- ドラゴン系:「調教:ドラゴン系」
- ビーストテイマーがスキルを所持
- 各属性のドラゴンとヒドラが該当します。
- 人形系:「制御・人形系」
- セイレーン、ウォーロックがスキルを所持
- ゴーレム系が該当します。
- 聖霊系:「説得・聖霊系」
- 死霊系:「支配:死霊系」
- ネクロマンサーがスキルを所持
- 死霊系はスケルトンとゴーストです。
勧誘スキルで勧誘を成功させるために
勧誘スキルを成功させるためには成功率が上がる条件を満たせるような状況を作り出すことが大事です。
しかし勧誘スキルの成功率が50%を超えることは稀であるため、確率との闘いになりやすいです。
勧誘スキルの使用にもMPを消費するため、うまくスキルを使用しましょう。
チャリオットを使って確率厳選
チャリオットは行動を遡ってやり直せるシステムです。
勧誘スキルが失敗した場合、チャリオットを使用して勧誘スキルを使用するキャラクターもしくはその前のキャラクターの手番まで戻し、失敗した状況と違う状況を作り出して確率厳選が可能です。
移動する場所を変えたり、投石を行ってダメージを与えたり等いろいろ試すことができます。勧誘スキルを使用するキャラクターの1つ前のキャラクターで無理なら2つ前のキャラクターまで戻って厳選します。勧誘成功のパターンが出るまでこれを繰り返します。
勧誘スキルの回転を上げる
MPが維持できさえすれば、連続で勧誘スキルを使い続けて低確率を強引に突破も可能です。そのためには勧誘を行うキャラクターの行動順を増やすことが一番です。
- 勧誘スキルを複数キャラクターで使用する
- クイックムーブで行動が早く回ってくるようにする
- スペルチャージで勧誘スキルを持つキャラクターにMPを供給する
- チェンジベロシティを所持するキャラクターのスキル範囲内で行い、行動順を早める
- パラダイムシフトやフェアリーのディープキッスで即座に行動可能な状態にする
敵の移動を阻んで遠くに逃げられないようにする
ランパートフォースで進路をふさぐか、味方ユニットで敵ユニットを囲んで逃げられなくするのも有効です。
カウンターを所持する味方で囲んでしまうと、反撃によって敵を倒してしまうので要注意です。
また、飛行して移動できるホークマンや飛行移動の魔獣は障害物やキャラクターを飛び越えて移動できるため効果がありません。
勧誘したい敵とそれ以外の敵をなるべく干渉させないようにする
回復役がいる敵編成の場合、せっかく瀕死にした敵ユニットを勧誘成功前に回復して成功率が落ちてしまうケースがあります。
また、勧誘した敵は一時的に味方の所属となるため敵から攻撃を受けて戦闘不能になる可能性があります。
アンデッド系ユニットであれば仮死状態でも負傷者のカウントを増やすことなく戦闘終了後に仲間にできますが、勧誘を成功した後に戦闘不能になったユニットは消滅までのカウントが行われます。
遠距離攻撃手段を持つ敵の近くや、勧誘成功直後に倒される恐れのある行動順では勧誘は控え、安全な状況で勧誘するのが良いでしょう。
勧誘スキル成功直後に回復できるのであればこれは問題ありません。
勧誘後の扱い
オークション
モンスターユニットはショップのオークションで売り払い、お金とオークション限定品の購入チャンスがあります。
オークションにかけたモンスターによってオークション限定品は異なるため、色々試してみましょう。
戦力に加える
ゾンビユニットや死霊系ユニットはHPが0になっても仮死状態になるだけでカウント0で復活する上、即死する奈落の穴に落ちたりイクソシズムなどの除霊で消滅しなければ何度でも仮死状態から復活可能です。
死霊系ユニットはネクロマンサーが居なければ勧誘不可能ですが、ゾンビは元種族に対応した勧誘スキルで勧誘可能なので比較的仲間にしやすいです。
武器学スキルが最初からレベルキャップに近い成長度なので育成の手間も多少省けます。
更なる勧誘のために利用する
アンデッド系ユニットのうち、ゴーストとスケルトンはネクロマンサーでのみ勧誘可能です。勧誘できるネクロマンサーが最速登場するのはロウルート3章アルモニカ城城内のザエボス戦なので、ここで仲間にできれば最速で死霊系の勧誘スキルが手に入ります。一般ユニットのネクロマンサーはどのルートでも共通となる4章でも出てくる寄り道マップがあるので、そちらで勧誘しても良いです。
カオスルートでは固有ユニットのネクロマンサーの加入チャンスがあるため、条件を満たせば仲間になってくれます。
どちらもかなりハードルが高いですが、狙えるなら狙ってみましょう。クリア前のプレイでは3章で一般のネクロマンサーを狙ったほうが若干楽です。
フランパ大森林で低レベルキャラを勧誘してクラスチェンジ育成する
フランパ大森林は出撃キャラクターの中で最高レベルを基準にレベルが設定されます。
低レベルの編成で挑めば低レベルの敵ユニットが出現します。
これを利用して、通常では出現しないクラスのユニットを低レベルでクラスチェンジして育成可能です。
勧誘スキルを覚えるのは大体Lv5なので、Lv5で固定したキャラが用意できればリトライが容易になります。Lv5のキャラで固定したければ、ゾンビ化させて経験値が入らない状態にするのが最も手っ取り早いです。ゾンビ化はネクロマンサーが使える屍霊術のリビングコープスで戦闘不能状態のキャラクターをゾンビ化させて復活させることで出来ます。あるいはフランパ大森林ではゾンビユニットが大量出現するマップがあるので、そこでユニットを勧誘してLv5のゾンビを大量勧誘しても良いです。
例としてホークマンは転職証があればヴァルタンにクラスチェンジ可能になるため、低レベルフェアリーは以下の手順で仲間にできます。
- Lv5のキャラクターを用意してフランパ大森林へ向かう
- ホークマンが出現する場合、Lv5のキャラクターに人間系の説得スキルをセットして出撃させる。
- Lv5のホークマンを仲間にしたらヴァルタンにクラスチェンジし、精霊計の勧誘スキルをセットする。
- フェアリーが出現するマップでLv5のヴァルタンを出撃させて仲間にする。
かなり根気のいる作業になります。どうしても低レベルでユニット勧誘する必要があるならば利用しましょう。