タクティクスオウガ リボーン~紹介編

タクティクスオウガ リボーンの紹介をしようと思う。

私はこのゲームのオリジナル版(SFC版、PSベストヒッツ版)プレイ済みです。

オリジナル版は当時とても面白かった。

PSP版のタクティクスオウガ 運命の輪はオリジナル版とは似て非なるものなのでここでは割愛したい。

以下、ネタバレ含みます。

オリジナル版との違いについて

リボーンを最初にプレイする人にはほとんど意味がないですが、オリジナル版との違いを挙げます。

  • 大まかなところは運命の輪を踏襲
    • 運命の輪で追加されたユニット加入が絡むサブストーリーは全て存在する
  • スキルシステムは運命の輪を踏襲(バランスは変わっているので運命の輪そのままではない)
  • 呪文のバランスを大改編(運命の輪をほぼ踏襲)
    • 範囲魔法は効果範囲が呪文書依存になり、サンダーフレアⅠは1マス固定、サンダーフレアⅡは十字5マスに拡張される。
  • 装備品に合成強化が追加(ショップで可能)
  • 戦闘中のキャラクターの行動をやり直すチャリオットシステムが追加
  • 戦闘中フィールドに自動でポップするバフカードが追加
  • 強くてニューゲームはない代わりに1つのセーブデータ内で過去のシナリオに戻れるシステムが存在する
  • 戦闘中にHP0になっても戦闘不能状態になり即消滅せず、消滅までのカウントダウンが開始される
  • 装備耐性値により弓無双はなくなった

細かいところを上げだすとキリがないですが、こんな具合です。

ゲームシステム

キャラクター育成はある程度自由にできますが、キャラクターのレベルキャップがストーリー進行によって段階的に解放されます。寄り道をしてレベル上げしまくって無双ということはできません。

クラスチェンジによって、物理近接特化や回復特化等様々なクラスに変えることができます。クラスチェンジにはそのクラスの転職証という消費アイテムが必要ですが、お店で雇用できるクラスの転職証は最初からお店で買えます。

敵とのランダムエンカウントバトルはないですが、寄り道用のバトルマップが用意されています。軍資金の調達やアイテム収集に利用できます。

勧誘スキルによって敵を味方に引き込むことができるため、勧誘が無効になっている敵以外は勧誘スキルで味方に引き込んで戦力強化が可能です。

ショップでは基本的に人間のユニットしか雇用できないため、亜人種や大型の魔獣ユニットは勧誘スキルで戦力に加えます。

ストーリー

重要な場面では選択肢が提示され、選択した内容に応じてその後の展開が変化します。

大きく分けてストーリーは3ルートあります。

ストーリー展開で仲間になるキャラクターが変わりますし、ルートによって同じマップでもバトル内容が変わるので変化に富んでいます。

3DCGによるムービーはないですが、イベントシーンやバトル中での敵との会話シーンはボイス付きで進むため、ドラマティックな演出になっています。

バトル

バトルはキャラクターをマス目上に区切られたフィールド内で移動させ、敵を攻撃していくオーソドックスなSRPGスタイルです。

序盤は敵の攻撃手段もさほど多くないので、殴ったり殴られたりを繰り返しながら地道に削っていくのが主流です。

中盤以降やや大味になってきます。

武器学スキル上昇によって誰でも必殺技が使えるようになっているため、MPを貯めて必殺技で敵を集中攻撃して倒すのが主流になってきます。

取りやすい位置のバフカードで有利に立ち回り、敵を必殺技で薙ぎ払っていくのは爽快感があります。しかしボス格の敵リーダーも必殺技を持っていることが多いため、悠長に構えすぎていると逆に必殺技連打で味方がバタバタを倒れていくことになるでしょう。

その他

この手のシミュレーションRPGをやったことがない人だと、寄り道ステージで無限にお金稼ぎができないため序盤が一番苦戦するかもしれません。

戦闘不能0人で進みたい等、自分で縛りを入れてプレイするとかなり歯ごたえのある内容になります。逆に何も縛りを入れない場合はそこまで高難易度ではないと思います。

寄り道ステージでいくらでもお金稼ぎができますし、勧誘スキルでユニットの補充もできるので強いこだわりが無ければユニットを使い捨てながら進むのも一つのやり方です。